くずみ
静岡県伊東市馬場町1−16−40
静岡県伊東市にある。
伊東駅の南東1.2Km、南伊東駅の北東1,2Kmの馬場町に鎮座。
12号線(伊東修善寺線)から東へ入り、
伊東大川にかかる岡橋を越えて400mほど進むと
当社境内に突き当たる。
町名が馬場町ということは、
この、真っ直ぐな道は「馬場」だったのかもしれないなぁ、
と思いながらの参拝。
参拝日は、年末の休日の朝。
天気は良いのだが、陽射しが強く、
鳥居に向かうと、太陽が眩しかった記憶がある。
石の垣に囲まれた境内に入ると、
正面に社殿。
階段を登ると拝殿があり、その後方に本殿覆屋がある。
覆屋内の本殿は、『式内社調査報告』によると
神明造で、元禄十年の建築らしい。
境内の左手に、大きな老樟が聳えている。
樹齢千数百年ということで、天然記念物になっている。
当地は、古くより萳見・久須美、葛見などと称される地で
当社社号も、地名よりとられたものと思われる。
伊東家の支配地にあり、伊東家の崇敬篤い神社で、
式内社・久豆彌神社の論社。
社殿の横に、境内社が並んでいる。
左から、熊野神社、白山神社、三島神社、八幡・神明・春日。
社殿の屋根には、十曜紋が付けられていたが
拝殿内には、庵木瓜が見られた。
どちらも伊東家の家紋なので、当社の神紋でもあるのだろう。
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伊東家の守護神・大樟・葛見神社
| (祭 神) |
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葛見神(不詳) 倉稲魂命(稲荷神) 大山祇命
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| (由 緒) |
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全国屈指の老樟が千古の緑を湛えて神域に聳える当葛見神社は、今から
凡そ千数十年昔の延長五年に制定された延喜式神名帳記載の久豆彌神社
に当てられる古社であります。
往昔、伊豆の東北部を葛見の庄と称し、当神社は此の庄名を負い、約
九百年昔、葛見の庄の初代地頭工藤祐高公(伊東家次…伊東家の祖)が
守護神として社殿を造営し、京都伏見稲荷神を勧請合祀してから、伊東
家の厚い保護を崇敬を受けて神威を高めてきました。
このことは元禄十年(一六九七年)の棟札に「葛見大社岡村稲荷者藤
原朝臣鎌足十六代後胤工藤大夫祐高之修造也」と記されていたり、慶長
十五年(一六一〇年)の棟札に「藤原氏伊東正世公伊東郷住人鈴木近守
仰而焼失後造立」ということからも判明いたします。
明治迄は代々の領主から供米が献じられ、又、岡明神と称えて地方民
の氏神として信仰されてきました。
このような由緒により明治六年四月新制度により、旧伊東、小室村の
唯一の郷社に列格されました。
近年も伊東在住の元首相故若槻礼次郎氏の崇敬を受け、氏は老樟を讃
える石碑を寄進いたしました。(大樟右手前)
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| (例 祭) |
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十月十五日(本来は十月十九日)祭礼時に奉納される神楽は「岡の
カグラ」として有名で庁舎(チョウヤ)で演じられます。
二十数年間とだえていましたが、神楽保存会、青年有志により昭和五十
九年の祭礼より復活いたしました。
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| (大 樟) |
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神木の巨樟は樹間二十メートル、樹令千数百年といわれ、本多静六林学
博士の著書大日本老樹名誌では、全国第二の老樟とされ、昭和八年二月
文部大臣から天然記念物に指定されました。
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老樟を讃へる 勺水(日下寛識)作五言絶句
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霊怪神龍に似たり 晴天雲雨起す
誰が図らむ陵谷の変 一木千古を支ふ
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−境内案内−
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