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小梳神社
おぐしじんじゃ
[静岡旅行] 静岡県静岡市葵区紺屋町7−13  Zenrin Data Com Maps display !!


三つ巴 五瓜唐花

式内社 駿河國安倍郡 小梳神社
旧県社

御祭神
建速須佐之男命 奇稻田姫命
配祀 大己貴命 天照皇大御神
合祀 金山彦命 金山姫命 石凝留命 猿田彦命

静岡県静岡市にある。
静岡駅の北200mほどの紺屋町に鎮座。
駅前から続く、呉服町通り(だと思う)にあり、
ビルに挟まれた境内入口は、南西向き。

都市の真ん中にある神社なので、
人通りの少ない早朝に参拝したのだ。
というわけで、拝殿には灯りがともり、いい色に輝いている。

境内には砂利が敷き詰められて、綺麗。
社殿も境内社も美しく維持されているのがわかる。

手水舎や拝殿や本殿は黄色で、新しい感じだ。

創祀年代は不詳。

当社の社号「小梳」は、現在、「オグシ」と読まれているが、
延喜式・九条家本には、「オケツリ」と訓があるらしい。
「梳」の文字は、櫛で髪の毛をとかすことで、くしけずると読む。

中古からは、少将井社とも呼ばれた古社で、
式内社・小梳神社に比定されている神社。

社伝によると、当初、小梳という地に創祀されたという。
小梳の地は、後に東川辺と呼ばれるようになったが、
そこに駿府城が築城されという。
その後、当社は、寛永八年(1631)に新谷町へ遷座され、
延宝三年(1675)に現在地へ遷座した。
古社地の新谷町には、かつて御旅所があったらしい。

現在の祭神は、祇園信仰の結果、建速須佐之男命奇稻田姫命
拝殿の額には、金山彦神社と併記されているが、
境内社であった金山彦神社を合祀したため。

境内社は二社あるが、こちらは朱色。
境内の左手、池の中に宗像神社、拝殿の左手に稲荷神社がある。

また、少将の井と呼ばれる霊水が、チョロチョロと湧いていたが、
これが、当社が「少将井社」と呼ばれる由縁だろう。

拝殿の賽銭箱に、巴紋と木瓜紋が付けられていた。
京都・八坂神社の神紋と同じ。


境内

社殿

社殿

霊水 少将の井

拝殿の額

本殿

宗像神社

稲荷神社

祭神
建速須佐之男命奇稲田姫命
相殿
大己貴命天照皇大神金山彦命猿田彦命
境内社
稲荷神社 祭神 豊受比売神
(開運の神としての信仰があり、入学達成・選挙当選等の祈願が多い)
宗像神社 祭神 多紀理姫命市寸島姫命多岐都姫命
(俗に出世弁天社と云われている)
由緒
当神社の創建は詳かでない。元の鎮座地は小梳と云い、後東川辺と改められた現在の県庁の東側の地である。
延喜式神名帳に「駿河国安倍郡小梳神社」とある。
諸郡神階帳に「正五位下安倍郡小楠神社。」と、又惣国風土記に「小梳公穀二百六十束、仮粟百十二丸、小梳神社所祭素盞(嗚)尊、奇稲田姫也、小梳後号東川辺、延喜式安倍郡小梳神社とあるは此社なり。」と記載されている。
大宝令の定めにより横田駅が設けられて以来、その守護神として信仰され、貞観の頃から祇園信仰が全国に拡まるに連れて、当神社は少将井神社とも云われるようになった。
この東川辺の地に駿府城が築かれて以来は、府城の守護神としての信仰も加わった。
特に徳川家康が幼時今川家の人質として当神社の傍に住居し、日夜武運長久を祈願し、やがて元和元年大阪夏の陣が終り天下を平定してこの駿府城に止まるにあたり、代々徳川家の守り神伝わる大巳貴命、天照大神二神を小梳神社に合祀し少将井五所大神宮と称した。元和元年九月三日林道春に命じてこの由を社講に識さしめ奉献したものが現存している。これよりさき、慶長十四年駿府城の城域拡張により、当神社はその郭内に入ったので駿河大納言は不敬を冐すをおそれ、且庶民参拝の便をはかって、寛永八年新谷町に仮宮を造って奉遷し、延宝三年現在の地に社殿を造営して遷宮した。
この造営の事にあたったのは城代松平右近太夫を始め町奉行大久保甚兵衛外、城番、番頭、一、二、三加番、目付其の他である。
翌延宝四年から隔年に神幸祭が行われた。
この神幸祭はぎおん祭といわれ、町奉行、与力、同心が警護にあたり、加番衆出し馬あり、駿府の町々は一番より四番まで組合を定め各町より屋台、台の物なと踟物を出し、「供奉の行列装束を粧い、引連なる踟物の結構は都山王神社の祭礼に彷彿たり。」と駿国雑誌に記載されている。
明治八年二月静岡県第四大区五ノ小区の郷社に列した。
明治九年と明治二十五年に静岡繁華街に大火があり、当神社も再度類焼の難に遭ったが復興し、明治四十一年一月神饌幣帛供進神社に指定され、同年七月県社に昇格した。
昭和十五年一月静岡市大火により社殿工作物悉く失い、同年建築した仮社殿も昭和二十年六月二十日戦災により再度炎上した。
以後氏子関係者一同の努力により、本殿、祝詞殿中殿、拝殿、境内社、社務所、倉庫等の復興建築を完了した。
昭和三十七年三月七日、北白川神宮祭主、坊城神宮大宮司、佐々木神社本庁統理其の他の正式参拝があった。
駿河国三大地誌と高く評価されている「駿河国新風土記」の著者新庄道雄の碑が当神社の境内にあり、静岡市文化財に指定されている。
昭和二十一年七月三十一日宗教法人令により届出をなし、昭和二十七年七月二十三日宗教法人法に依り宗教法人「小梳神社」設立の登記をした。
静岡県神社庁神社等級規定三級社である。

−『平成祭データ』−



最終更新日:2013/10/09
【 小梳神社 (静岡市) 】

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