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式内社 美濃國不破郡 伊富岐神社 旧県社 御祭神 多多美彦命 |
岐阜県垂井町にある。
伊吹山の南東8Kmほどの場所。
境内には杉の大木も多く、
こんもりとした社域が遠目にもわかる。
神社の南東1Kmほどに一之鳥居があり、まっすぐ伊吹山を目指すと到着。
といっても、一之鳥居付近まで来ることはあまりないかもしれない。
僕も偶然通りがかったのだ。
創立年代は未詳。
祭神には、幾つかの説がある。
1.多多美彦命説
多多美彦命、通称、夷服岳神・気吹雄命。要するに伊吹山の神。
2.八岐大蛇説
日本武尊が、伊吹山の荒神が化した大蛇と遭遇。
大蛇神として、出雲伝説の八岐大蛇を当てる説。
3.天火明命説
伊福部氏は、尾張連と同祖で、天火明命の末裔。
当社縁の伊福部氏が、その祖神を祀っているという説。
4.草葺不合尊説
根拠は不明、「フキアエズ」の音からきたのもか。
ということらしいが、伊福部の名の由来を「火吹部」とする考えもあり、
天火明命に率いられた技術者集団が当地に居住したものだろう。
とにかく、伊富岐神ということだ。
高速で愛知から琵琶湖を目指していたが、あまりの渋滞で、
下の道を走っていて、なんとなく通りがかった神社。
ゴールデンウィークのためか、垂井町にはハイキング客らしい人々が多かった。
本殿には、三つ巴紋と桐紋が付いていたが、
『神社名鑑』では、三つ巴とあったので、巴で間違いないと思う。
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伊富岐神社
古代伊富岐山麓に勢力を張ってい
た伊福氏の祖神をまつってあり、こ
の神社付近には石器時代の遺跡や山
頂古墳も多く、古代の豪族が住んで
いたことも明らかです。この神社は
古来より美濃の二の宮として崇敬さ
れており、岐阜県指定の天然記念物
の杉の古木があります。伊富岐神社 大杉
この大杉は根元の周囲約九・六
m 目通り約六・六m 高さ約
三〇mで、地上五mあたりから
四本の幹に分かれている。枝張り
は東西約十・五m 南北約十六
mで、樹勢も好く県下で稀な大
木である。いい伝えによると関ケ原の戦 いの時、社殿は兵火にかかった が、御神体は幹の分れたところ に安置してあったので安泰であ ったという。古来より御神木と して仰がれている。
経塚から出土品は大正十五 年(一九二六)に本殿を改築したと き出土したもので、経筒ほか 十三点があり鎌倉時代初期のも のといわれている。 古絵図は縦一〇五・三cm 横 七七cmの紙本著本のもので、い つの頃のものかわからないが、 境内及び付近の様子が画がかれ ていて貴重な資料である。 −『境内案内』− |