しとみ
三重県伊勢市辻久留町1


式内社 伊勢國度會郡 志等美神社
豊受大神宮摂社

久久能智命
木神 『神名秘書』
句々迺馳命 『神名略記』
鹿葦津姫(木花之開耶姫) 『延経考物』
埴安神 『神名帳考證再考』

境内社
式内社 伊勢國度會郡 大川内神社
豊受大神宮摂社 大河内神社 おおこうち 大山祇神(または水霊)
豊受大神宮末社 打懸神社 うちかけ 打懸名神


山田上口駅から南西へ1kmほど。「上社かみのやしろ」の東隣にある。
上社の鳥居をくぐって、右手に、二つの玉垣に囲まれた社殿がある。

境内にある二つの玉垣のうち、
右手には末社・打縣神社
左手に摂社・志等美神社大河内神社
案内や説明がなかったので、神宮に電話して確認した。


志等美神社・大河内神社
注目すべきは、崇徳天皇の大治三 年(一一二八)に大河内社・打縣社とともに神階の昇叙せら れてゐることである。神宮諸社中、神階を有するのはこの 三社に限られたことで、即ち『類聚神祇本源』に、
志止見・打縣・大河内社増位事。
件三箇社、爲河堤守護、可進位階之由、
次第上奏之所、被勅書
勅正五位下志止見名神、
今奏授従四位下。
大治三年六月十日
とあつて、これよりも以前の時点ですでに正五位下の神階 を授けられてゐたことが知れるのである。

−『式内社調査報告』−

打縣神社
宮川堤防の守護神。

−『伊勢の神宮百二十五社めぐり巡拝地図』−


上社も、大きな神社で、境内に末社も多い。
朝六時前だったが、宮司が境内の掃除をしていたので色々をお話をうかがった。
志等美神社等は、やはり同じ敷地にあるようなものなので、
掃除などは、上社で行っているらしい。
が、神事は豊受大神宮から神職が来ておこなうので、
各社の祭神や由緒などは、把握していないということだった。


上社かみのやしろ
所 在  伊勢市辻久留一丁目十三番六号
主祭神  久々能智神・大山祇神ら ほかに宇迦之御魂神・菅原道真公らを合祀 山田産土神八社の一つ
例 祭  七月十五日
特殊神事 一月十五日御頭神事
宝 物  獅子頭一個 太刀一口
 むかし、当社地は、外宮の摂社志等美神社・同大河 内神社・同末社打縣神社があったと考えられています。
 しかし、戦国時代、久しく殿舎の造替もされず荒れ はてていたのを、このあたりの住民がこの地の神(産土 神)としてまつって今日に至りました。
 その故か主祭神は右神社のご祭神と同じです。しか し当社は、古く八王子または牛頭社と称され、現に牛 頭さんと呼ばれています。
 宮川堤防を守護している神も当社のご祭神です。

−『境内案内』より−