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あさま かんべ おおとしみおや
[静岡旅行] 静岡県静岡市葵区宮ケ崎町102−1

式内社 駿河國安倍郡 神部神社
式内社 駿河國安倍郡 大歳御祖神社
旧國幣小社
駿河國総社

御祭神
浅間神社木之花開耶姫命配祀 瓊瓊杵命 栲幡千千姫命
神部神社大己貴命配祀 瓊瓊杵命 栲幡千千姫命 東照神
大歳御祖神社大歳御祖命配祀 雷神

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静岡県静岡市にある。
静岡駅の北西2Kmほどの宮ケ崎町に鎮座。
境内入口は、東側と南側にあり、
東の入口正面に、浅間・神部神社、南の入口正面には大歳御祖神社。
浅間・神部・大歳御祖神社の三社をあわせて、
通称、静岡浅間神社とよぶ。

静岡旅行初日に清水周辺を散策し、
当社へ到着したのは、夕方近く。
これから日が暮れていくので、撮影は翌日の早朝に行うことにして、
社務所で、御朱印をいただく。
開門時間を訪ねると、朝の6時には開いているということ、
駐車場は、朝7時に開くらしいので、翌朝は朝7時に再訪。

朝日が昇り、東向きの社殿正面に陽を受けて、
金を用いた社殿装飾は、キラキラと輝いていた。
東向きの神社は、やはり朝の参拝が良い。

休日の朝なので、市街地の交通量は少ない。
というわけで、まず、車道の中央に立ち、東側鳥居を撮影。
神門をくぐり、楼門をくぐると、正面に舞殿。
舞殿の後方に、大きな重層楼閣造の大拝殿。
大拝殿の後方、階段の上には、浅間・神部の二棟を連結させた
珍しい比翼三間社流造の本殿がある。

境内の北側には、少彦名神社と玉鉾神社。
境内の南側には、大歳御祖神社と八千戈神社。
境内後方の山上には、麓山神社が鎮座している。

本社は、浅間神社と神部神社、大歳御祖神社の三社をあわせ、
通称、静岡浅間神社と呼ばれている。

浅間神社の創建は、延喜元年(901)。
醍醐天皇の勅願により、富士山本宮浅間神社より分霊を勧請して
新宮として造営されたもの。

神部神社の創祀は、不詳。
一説に、崇神天皇の御代であるという。
平安時代末頃から、駿河国惣社と呼ばれていた古社で、
式内・神部神社に比定されている。
鎮座地に関しては、天正十四年(1586)、駿府城築城の際、
神領神門町にあったものを、現在地に遷したという。

大歳御祖神社の創祀は、不詳。
奈吾屋大明神とも呼ばれた神社だが、
本来、大歳御祖神社と奈吾屋社は別。
奈吾屋社は、賤機山上に鎮座し、倭文機部の祖を祀る神社。
大歳御祖神社は、安倍市の守護神。
いつの頃か、両社が一つになり、式内・大歳御祖神社と称するようになった。

明治六年に、浅間神社・神部神社・大歳御祖神社は県社となり、
麓山神社は独立の郷社となったが、
浅間神社・神部神社・大歳御祖神社が國幣小社となった後は、
麓山神社は、三社共通の境内社となった。

明治の神仏分離により、
それまでのあった薬師堂が少彦名神社に、
摩利支天社が八千戈神社に変更された。

東側の入口の北に、駐車場入口がある。
駐車場の奥には、重要文化財の少彦名神社が鎮座。
見事な社殿だが、木々に覆われて、全容を見ることは難しい。
少彦名神社の奥に進むと、他の社殿に較べると簡素な玉鉾神社がある。

本社の垣の南側には、これも見事な八千戈神社が鎮座。
八千戈神社神社の左手に上へ延びる階段があり、
階段を上って、右手奥へ進むと、山宮である麓山神社。

境内の南側入口から入ると、正面の大歳御祖神社が鎮座。
社殿の後方、高い位置に本殿があるが、良く見えない。
大歳御祖神社の左手階段を上ると、賤機山古墳がある。

駐車場へ戻る途中、玉鉾神社の横に何かがあるので気になって見てみると、
『本殿特別参拝』の受付だった。
本殿への参拝が可能で、受付は御前10時から。
ひとまず、静岡の他社を参拝し、午後に戻って『本殿特別参拝』をお願いした。



受付で申し込むと、案内の方を呼んでいただくことになる。
受付の横で、清めのお祓いを受け、案内の方と一緒に、
玉鉾神社横の階段を上る。
階段上の、本殿玉垣内では、写真撮影は禁止ということなので、
玉垣の外から、数枚の写真を撮影。
玉垣に入ると、説明を受けながら、
本殿の見事な彫刻を堪能し、本殿を一周する。
本殿は、左が浅間神社、右が神部神社となっているが、
神部神社の後方には、「浅間神社の七不思議」の一つ、鳴きうずらの彫刻がある。

ちなみに、「浅間神社の七不思議」とは、
一つ石、叶馬、水飲み龍、鳴きうずら、
八方にらみの龍、山上の不思議、四方走りの馬。

境内のおもな神社には、それぞれの神紋がある。
本社、浅間神社は棕櫚葉、神部神社は輪宝、
大歳御祖神社は立葵、八千戈神社は軍配。
麓山神社と少彦名神社には特に神紋はないようだが、
麓山神社は浅間の別宮ということで、棕櫚葉。
少彦名神社は神部の末社なので、輪宝を見ることができる。

静岡浅間神社
参拝のしおり
おせんげんさま
ご由緒・ご祭神・ご神徳
神部神社・浅間神社・大歳御祖神社の三社を総称して静岡浅間神社(通称おせんげんさま)といい、何れもご創立は千古の昔にさかのぼる。
三社とも鎌倉時代以降、歴代幕府の崇敬を受け、この頃から駿府浅間社と称せられた。
明治21年三社夫々に国幣小社に列せられた。

神部神社(駿河国総社)
●祭神 大己貴命(大国主命の別名)
境内社少彦名神社の祭神とともに、この国土の経営にあたられた。そのご神徳により、延命長寿・縁結び・除災招福の神として信仰される。
●例祭 4月1日〜5日 廿日会祭
●神紋 輪宝
●本殿 比翼三間社流造極彩色 31坪余 〔重文〕

浅間神社(富士新宮)
●祭神 木花開耶姫命
天孫瓊々杵尊の御妃神にまします。
その御神徳により安産・子授け・婦徳円満の神として信仰される。
●神紋 棕櫚葉
●本殿 神部神社と同殿。

大歳御祖神社(奈吾屋大明神)
●祭神 大歳御祖命
別名を神大市姫命と申し、往古の安倍の市の守護神である。
農・漁・工・商業等諸産業の繁栄守護の神として信仰される。
●神紋 立葵
●本殿 三間社流造 10坪 〔重文〕
〔特殊神事〕廿日会祭・節分祭の鬼やらい神事・昇祭・降祭
東海の日光 おせんげんさま
当社は、神部神社・浅間神社(以上二社同殿)及び大歳御祖神社の三社を総称して、静岡浅間神社(通称おせんげんさま)と申し上げ、古くから駿河国総社として広く信仰されている。
江戸時代には徳川氏のあつい崇敬を受けて、寛永・文化年間両度の大造営が行われた。ことに文化元年(1804年)から60年の歳月と、当時の金額で10万両の巨費を投じて建築されたのが、現在の社殿群である。
境内は4万5千m2 。宏壮華麗な社殿群は、いずれも漆塗りの極彩色で、とくに楼閣造りの大拝殿は浅間造りの代表的なもので、高さ25mあり、殿内は132畳敷きの広さがある。
昭和46年6月22日、社殿24棟が、国の重要文化財に指定された。まさに”東海の日光”と 呼ばれるにふさわしいたたずまいである。
また、当社は海外雄飛で有名な山田長政公の産土神としても知られている。

玉鉾神社
本社の北側に鎮座。社殿は伊勢神宮の御古材にて昭和51年再建された。
例祭 3月29日
祭神は羽倉東麿・岡部真渕・本居宣長・平田篤胤。国学の四大人明治9年県内神官により 官許を得て創祀され、受験・学問の神と仰がれている。

八千戈神社〔重文〕
本社の左側に鎮座。
もと摩利支天社。
漆塗極彩色(莫に虫つくり・かえる)股の二十四孝彫刻が有名。
例祭 10月15日
八千戈命(本社神部神社の大己貴命の荒御魂)を主神とし、境内の元の末社18社の神々を相殿に祀る。
スポーツ・武道・開運の守護神。

少彦名神社〔重文〕
境内北部に鎮座。漆塗極彩色。
(kaeru)股の十二支の彫刻が有名。
例祭 1月8日
少彦名命を主神とし、本社神部神社の元の末社14社の神々を相殿に祀る。
当社はもと神官司薬師社と称し、古くから医薬業者の信仰があつい。

麓山神社〔重文〕
古来、賤機山に鎮座。
「山宮」と称せられた。
本社の別宮。
漆塗極彩色。
例祭 4月22日
大山祇命を主神とし、日本武尊を配祀する。
主神は本社浅間神社の木花開耶姫尊の御父神にまします。
当社は宮元八ケ町の氏神でもある。

●史蹟
賤機山古墳は6世紀頃(今から1500年前)の築造とされ、その規模は大きく、県下随一の 家形石棺を有し出土品の豊富華麗なことは、東海地方に類を見ない。
出土した装身具・武器・馬具・祭祀遺品等多数を、浅間神社の宝物とともに境内の文化財資料館に展示している。
(昭和28年国指定史蹟)
●祭儀
廿日会祭(はつかえさい)
当社の大祭で、毎年4月1日より5日まで行われる。
家康公奉納の稚児舞楽が今も伝承され踟と称する山車屋台の曳廻しもあり、参詣者数十万に及び、全市内が大いに賑わう。
<宝物>
当社の宝物類は、その点数も多く、品目も多岐にわたっている。
その一部は境内の”文化財資料館”に収蔵又は展示され、一般に公開されているが、特に重要な物件は、宝蔵に収蔵されている。
重要文化財の各社殿は極彩色の彫刻や絵画で飾られている。
<当社所蔵の宝物類の品目>
1.古文書・古記録(今川家・武田家・豊臣家・徳川家等)
2.書画・絵図(山田長政戦艦図・大象図・寛文絵図等)
3.棟札(寛永・文化・文政・天保度のもの等多数)
4.扁額・絵馬(三十六歌仙・楼門掲額・大絵馬114面外)
5.古墳(六鈴鏡・神鏡・御正体)
6.楽器(琵琶・和琴・鼓など)
7.武器・武具(太刀・長巻・鎧・腹巻・弓・靭・軍配など)
8.神輿(三代将軍家光公奉納)
9.調度品(狛犬・神服・御杯)
10.宣命(幣帛目録6通など)
11.その他(鉄製釣灯篭・紫石硯・文庫・神宮式年遷宮御神宝・史蹟・賤機山古墳出土品など。

−『平成祭データ』−





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