[HOME] > [神社記憶] > [関東地方] > |
|
若伊香保神社
わかいかほじんじゃ
群馬県渋川市有馬1549
|
|
群馬県渋川市にある。
JR上越線・八木原駅の西3Kmほどの有馬に鎮座。
泰叟寺という寺の南(左手)に境内がある。
境内入口に鳥居が立っており、鳥居の右手に「村社若伊香保神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐり階段を上ると、もう一基の鳥居。
さらに階段を上ると社殿がある。境内全体が何かの塚のような雰囲気だった。
社名は若伊香保神社だが、社殿の扁額には「若加保神社」とある。
社殿の左右にいくつかの石祠や庚申塔が立っており、左手に磐座のような岩がある。
境内左手奥には空き地のような空間があって、
「若加保大神」と刻まれている(たぶん)石柱が立っていた。
石柱の前にはキツネの置物があり、稲荷として祀られているのかもしれない。
当社に関する由緒は未入手のため、詳細は未確認。
当日撮影して来た写真に由緒石碑のようなものが写っているが、
参拝時に気付かず、読んでいない。残念。
当社は『三代実録』に貞観五年(863)十月七日、
「上野國正六位上若伊賀保神從五位下」と記されている式外社であり、
『上野国神階帳』に「従四位上若伊賀保大明神」と記されている古社であるらしく、
山上にある伊香保神社の若宮、あるいは里宮にあたる神社なのだろう。
隣接する泰叟寺との関係も未確認だが、
泰叟寺が当社の別当か、当社が泰叟寺の鎮守社なのだろう。
泰叟寺の扁額には「満行山」とあり、
満行は榛名権現の別名なので、ともに榛名山(伊香保)関連の寺社だと思う。
参道入口 | 右(北)隣に泰叟寺 |
参道階段 | 参道鳥居 |
境内 |
社殿 | 扁額に「若加保神社」 |
社殿横に磐 | 社殿 |
境内左奥に空き地 | 石柱が立ってた |
社殿 |
社殿から泰叟寺を見下ろす | 泰叟寺 |
泰叟寺から見上げる |
【 若伊香保神社 (渋川市) 】