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美和神社
みわじんじゃ
群馬県桐生市宮本町2−1−1
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群馬県桐生市にある。桐生駅の北東1Kmほど。
物見山の麓・桐生公園の南隣りに鎮座。
道路を挟んで、小学校の向いにあり、
道路脇に鳥居、鳥居横に巨木が見事だ。
同じ境内に、西宮神社が鎮座しており、
この巨木の右手の参道階段を登ると西宮神社。
左手参道を進めば美和神社となる。
社伝によると、崇神天皇の御代に大和御諸山から勧請。
延暦十五年に官社に列した。
神社周辺には、縄文・弥生の遺跡が散在するらしい。
近世には、美和、三輪の社号を併用していたが、
明治になり美和とした。
合祀の素盞嗚命は、明治41年の八坂神社合祀によるもの。
同じ境内にある西宮神社は、明治34年に兵庫の西宮神社を分霊したもの。
美和神社境内左手には、八意思兼神社。
境内を右手に歩くと、松尾神社の小祠があり、その奥に金毘羅神社。
その右隣りに西宮神社がある。
参拝した日には、数人の女性が境内の掃除をしていた。
近所の婦人会か氏子の方々だろう。
11月の例大祭では多くの参拝者が来ると案内にあったとおり、
住民の方々に愛されている神社なのだろう。
神紋は、『神社名鑑』には「上げ巴」と記されていたが、
社殿には三つ巴だった。「上げ巴」ってなんだろう。
入口の木 |
左手の美和神社参道 | 境内入口の鳥居 | 右手の西宮神社参道 |
美和神社拝殿 |
美和神社拝殿 | 美和神社拝殿 |
八意思兼神社 八意思兼神 聖徳太子命 | 本殿 | 松尾神社 大山咋神 |
金毘羅神社(大物主命) | 西宮神社(蛭子大神) |
美和神社の由緒書きは見当たらなかったので、
西宮神社の案内を掲載。
関東一社 桐生西宮神社由緒
桐生西宮神社は延喜式内上野十二社の一社美和
神社の御祭神が大国主命である関係から明治
三十四年十月摂津西宮神社の御分霊を
いただき商業、工業、農業、交通、海運、漁業
等に霊験あらたかな蛭子大神(恵比寿様)を
桐生ケ岡公園に接する古木生い繁る美和神
社の荘重な神域におまつりした神社です此の西宮神社を関東一社と申します理由は 蛭子大神を御祭神とする神社は桐生だけで 各地の恵比寿様は国土開発等に御神徳 のある大国主命又事代主命をお祀り した神社であり御祭神の相違から区別され て関東一社と称せられて居ります 十一月十九日、二十日の例大祭には近郷近在は 申すまでもなく栃木、埼玉等隣接各県から 参拝者は数十万を数え桐生全市に恵比寿 講の雰囲気が溢れまれに見る賑やかな 大祭典となります。
−境内案内板より− |
【 美和神社 (桐生市) 】