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常陸國總社宮
ひたちのくにそうしゃぐう
茨城県石岡市總社2−8−1
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茨城県石岡市にある。
石岡駅の西1Kmほどの総社に鎮座。
石岡小学校の南に境内がある。
駐車場に車を停め、坂道を登ると、
東向きに、参道入口の鳥居が立っている。
参拝は十一月の休日午後。
十一月は、七五三のため、参拝客も多いのだろう、
駐車場には、警備の人が誘導してくれた。
ということで、鳥居をくぐり、参道を西へ進み、
突き当たりで左へ曲がると、手水舎があり、
正面に神門。
神門をくぐると境内。社務所や社殿は西向きだ。
社務所の前に、幾つかの境内社が並び、
境内南奥に拝殿、後方に本殿。
拝殿の横にも、十二末社や石碑などが並んでいる。
拝殿の前には、御神木の大樟。
拝殿の正面に、下へ降りる階段があるが、
そちらが表参道なのかもしない。
創祀年代は不詳。
常陸国の総社として崇敬される神社。
社伝によれば、聖武天皇の天平年間
勅令によって天神地祇の神々を、国内六府の地に合祀。
国家鎮護、皇室守護の神として祀ったという。
常陸国では、現在の石岡小学校辺り(当社の北)に国府があり、
当社が造営されたと思われる。
社務所の前の境内社は、左から
松尾神社、愛染神社、厳島・愛宕神社、星宮・香丸稲荷神社
社殿の横には、神武天皇遥拝所と十二末社(常陸国内主要祭神)。
須佐之男命、大山祇命、猿田彦命、高靇命、経津主命、大己貴命、
木花開耶媛命、少彦名命、菅原道真命、誉田別命、宇気母遅命、武甕槌命
参道入口 | 参道 | 参道を左に曲がると神門 |
手水舎と神門 |
境内 |
松尾神社、愛染神社、 厳島・愛宕神社、星宮・香丸稲荷神社 | 拝殿 |
拝殿 |
本殿 | 本殿 |
十二末社、神武天皇遥拝所 |
天麻比止都禰命 | 霊樹参天 | 土俵横の境内社 |
御神木 |
常陸國總社宮由緒
−参道案内板− 常陸國總社宮由緒
神社は昔から一郷一村の心の鏡であり、又日本民族の魂のふるさとであると、言ひ伝へられています。当社は祭政一致の我国本来の神道思想に依り、人々が心に神様をもち、此の世の平和、万人の幸福を守る神の、み心を心として、高い精神と美しい良心を以て、各々家業に励み個人としては人格の育成に、社会的には神の子としての信仰の下に、一村一郷が協力一致して、豊かな平和な彌栄えゆく国家を建設するために、創建されたお社であります。社前に聳ゆる数百年の樹齢を数へる老杉は私達の祖先が国家の鎮護常陸国の総鎮守としてお祭りされている此のお社の御神徳を仰ぎ、常に心のよりどころとして、世々信仰を続けて来た歴史の姿を眺めて来た事でしょう。 −『平成祭データ』− |
【 常陸国総社宮 常陸國總社宮 】