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熊野神社 旧国幣大社 八束郡八雲村熊野 山陰本線 松江駅より南一三粁 祭神 素戔鳴尊 例祭 一○月一四日 神紋 六角に大 本殿 大社造 八坪余 境内 三一二一五坪余 攝末社 二社 宝物 後醍醐天皇奉献の御冠と綸旨他 氏子 二八六戸 崇敬者 二万人 神事と芸能 御櫛祭(四月一三日)、鑚火祭(一○月一五日)、火継式 由緒沿革 日本書紀及古事記に素戔鳴尊が出雲の簸の川上で八岐の大蛇を平げられて後出雲の清地の地に到り「吾心清々し」と宣い宮造せられた事を載せ、又日本書紀に「素戔鳴尊熊成峯に居まして、遂に根国に入りましき」ともある。現今の御本社は其の御山縁の地に御祭り申したものと伝う。出雲国造神賀詞には加夫呂伎熊野大神櫛御気野命と奉称し、国造奉斎の神の首座に座し、出雲風土記の意宇郡出雲神戸の条に「伊弉奈枳の麻奈子に座す熊野加武呂乃命と(中略)二所の大神等に依し奉れり」とあり。早く神戸のありし事を載せ延喜式には意宇一郡を神戸とせられ、又名神大社として朝廷の崇敬も篤く、出雲国の一の宮としての尊崇を捧げられた。大正五年国幣大社に列した。(神社本庁別表神仕) −『神社名鑑』− |