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式内社 隠岐國周吉郡 賀茂那備神社 旧村社 別雷神 配祀 素盞鳴尊,玉安姫命 |
隠岐島島後、加茂にある。
西郷港から南西に6Km。
深い入り江の最深部に位置する。
今は、定期航路便は西郷に入航するが、昔は島後の表玄関として栄えた。
京都上賀茂の分霊を祀るということになっている。
孝謙天皇の御代、玉安姫命が当港より隠岐に入り、
当地に祀ったとされている。
町中にあるためか、境内には雑草がない。
社殿も良く手入れされている。
奥行き2Kmに及ぶ入江(賀茂裏)の最深部に位置しており、
海の神のような印象だが。
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『賀茂大明神傳記』に、「家傳云、隠州賀
茂大明神之鎮座者、人皇四十六年代孝謙天皇之御宇天平年
中、玉安姫入到於隠岐國。時十二月三十日、繋於船今之賀
茂浦也。守彼神明來而造営於今之社地也。有鎮座而姫亦給
仕之久矣。終卒於賀茂之客館。無子孫而後里人信敬而祭
之。暦數代而後野津對馬守入渡而此浦領賀茂之邑、而即爲
神職矣。聊因有納貢之違失、而改家徒之筭。其徒其御遺
恨、故不俟其爭而渡丹後國、又不再歸矣。其子過三四年來
而續社職之家。於是家名全矣。今亦野津氏爲神職矣」云々とある。
−『式内社調査報告』− |