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式内社 因幡國氣多郡 利川神社 旧郷社 御祭神 速開津比咩命 速佐須良比咩命 瀬織津比咩命 合祀 素盞雄命 保食神 |
鳥取県鳥取市(旧青谷町)にある。
青谷駅から日置川に沿って4Kmほど南下した早牛に鎮座。
日置川から早牛川へ沿って西へ、早牛の集落に入り、少し進むと。
早牛川に掛かる小橋があり、境内入口の鳥居が立つ。
早牛集落へ入る目印として、南下する道路の東側に
御椀型の船山がある。
参拝時には、山の名前は知らなかったが、
低いけれどとにかく目立つ山だ。
境内に入ると、奥に一段高く社殿がある。
社殿の左側は岩。
今にも落ちてきそうな岩の麓に、赤い屋根の本殿。
創祀年代は不詳。
式内・利川神社だが、「利川」の読み方には
「としかわ」と「はやかわ」の二説があり、
現在は、「はやかわ」と読まれているようだ。
社前の早牛川も、通称は利川(はやかわ)だが、
本来は、速瀬だったものが、
「はやせ」→「はやうせ」→「はやうし」と変化したと思われる。
以上のように、祭神は利川の祓いの神。
元の鎮座地で、台風により社殿が被害を受けたため、
享保十年(1725)に、末社の荒神の森へ、
300mほど遷座したという。
ということは、現在地は、その荒神の森なのだろう。
古社地がどこだったかは、『式内社調査報告』には見当たらないが、
個人的には、当社の東300mにある船山が気になる。
だが、もし古社地が船山(あるいはその麓)なら、
資料に記されているはずだなぁ・・・
社殿の屋根に、「丸に一」と刻まれた紋が付けられていた。
たぶん、これが神紋だろう。