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式内社 出雲國意宇郡 久多彌神社 旧村社 大穴牟遅神,事代主神,味耜高彦根神,天御梶姫神 松江市街地から南西に延びる24号線近く。 千本貯水池を越えて、数百m進み、平口方面への小道へ左折。 山へ続く狭い道を500mほど行くと、平口公民館があり、 道を挟んで一つ燈籠がある。 その脇の細い道を登ると白くて新しい鳥居。 さらに森の中の参道を登ると木の鳥居があり境内がある。
以前、このあたりへ訪れた時、24号線を挟んで西の
西忌部にある忌部神社に参拝し、そこの由緒書きに 「久多美神社を合祀」と書かれていたので、 納得して帰ったのだが、後に「式内社調査報告」を読むと 「明治四十四年悲劇の合祀後、大正十二年平口部落民十五世帯は、 山林を拓き、残っていた社殿を地引し、奉斎した」とあった。 悲劇の合祀が、いかなるものであったのか分からないが、 明治期の神社合祀の後、 住民の努力によって再興された神社だということを知った。 ならば、勝手に納得などせずに、改めて参拝するべきだと思い、 今回の出雲行きを決めたのだ。 参拝してみると、木々の茂った参道や境内は自然に満ち、 社殿も立派な佇まいだったし、 参道から見上げた白い鳥居は逆光に眩しいほど。
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