あまのいわとわけ
岡山県美作市滝宮89

式内社 美作國英多郡 天石門別神社
旧県社

天手力男神(天石門別神)

岡山県美作市(旧英田町)にある。
旧作東町(今は美作市)と和気町を南北に結ぶ46号線(和気笹目作東線)と
東西に走る90号線(赤穂佐伯線)の交わる滝宮の地。
作東側から南下すると、道路右手(東側)に滝宮ダムがあり、
トンネルを通過するが、そのトンネルの直前に参道入口がある。
鳥居をくぐり、直進すると滝宮ダムへ向い、
途中で左へ進入する道を進むと、当社の参道となる。

参道を進むと、境内があり、一段高く社殿が鎮座。
その後方に本殿があり、左右に境内社がある。

本殿横の道から、下へ降りる階段がを下ると、
元の社殿跡と磐座遺跡がある。
滝宮ダム建設に伴って水没のおそれから、
地上げし、現在の場所へ社殿を遷座させたもの。

川沿いの小道を奥へ進むと、「琴弾き瀧」という
雄滝・雌滝の二段の滝がある。
参拝当日は水量が少なかったようだ。


美作三ノ宮である当社祭神は、
吉備津彦尊が自ら祀ったと云われる、
天岩戸伝承で活躍した天手力男神であるが、
立地を考えると、滝神、水神を祀っていたものだと想像できる。
社殿後方の「琴弾き瀧」と「磐座遺跡」が現在も当社の象徴。
現在でも「滝宮」と呼ばれている。

各地で祀られている天手力男神は、本来水神であったのかも知れない。
岩を割き、流れ落ちる瀑布を神格化したものか。