なかやま
岡山県津山市一宮695


三つ巴 十六菊
式内社 美作國苫東郡 中山神社 名神大
美作國一宮
旧國幣中社

鏡作神 相殿 天糠戸神,石凝姥神

大己貴命 『延喜式頭注』
吉備武彦命 『作陽誌』
吉備津彦命 『大日本史』『神祇志料』

津山市一宮、津山駅から北へ、約5Km。
68号線(津山賀茂線)の側、長良峯の東麓にある。

南面した鳥居は「中山鳥居」と呼ばれるもので、
貫が貫通していないのが特徴。

現在は、ナカヤマと呼ばれるが、昔は、チウサン。
備前と備中の堺の山、吉備の中山からの勧請で、
美作国が備前国から分立した時に創立されたらしい。
吉備の中山には、
備中一宮の吉備津神社と備前一宮の吉備津彦神社がある。

チウサンの音読みに関して、
中国『山海経』に登場する鉄の国・中山経の影響とする説がある。
祭神は、現在、鏡作神とされているが、
金山彦命とする説もあり、産鉄の神である。

今昔物語や宇治拾遺物語に「中山の猿神」として登場する
猿神社は、境内の後方50mの岩の上にあり、
崇敬者の奉納した赤い猿の縫ぐるみが多く祀られている。
昔、中山の猿神に、娘の生贄を捧げていたが、
ある猟師が、犬をけしかけ、この猿を殺してしまった。
その時、神が宮司に神がかり、
「今後、生贄を止める」と誓ったという。