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健御名方富命彦神別神社
たけみなかたとみのみことひこかみわけじんじゃ
長野県長野市信州新町水内斉宮3154
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式内社 信濃國水内郡 健御名方富命彦神別神社 名神大 |
長野県長野市(旧信州新町)にある。
長野駅から19号線を、
犀川に沿って南西へ18Kmほどの水内に鎮座。
水内ダムのあたりで、19号線から少し北へ登った場所。
狭い道に面して、朱の鳥居が立ち、
木立の中、石畳の参道が北へ続いている。
参道を進むと、正面に勅使殿のある境内。
勅使殿が、社殿の前に立ちふさがっている感じ。
信州の神社ということで、当社にも御柱。
社殿の左右前に、二本立っている。
この御柱も、何年か毎に立て替えられるのだろう。
数段の階段を登ると拝殿があり
後方の本殿は覆屋の中で、確認できない。
拝殿の扁額には「健南方富命彦神別神社」と書かれているが
参道入口の鳥居には「健御名方富命彦神別神社」。
創祀年代は不詳。
式内社・健御名方富命彦神別神社の論社の一で、
太古より奇石を奉安し御霊代として斎き祀っていたという。
水内神とも呼ばれ、主祭神・彦神別命は諏訪神の御子神の長子であるが故に
かっては諏訪大明神とも称していた。
また、水内に鎮座していることから、
通称は、水内大社(みのちたいしゃ)あるいは水内神社。
明治六年郷社に列し、
明治四十一年十二月二十三日、周辺の諸社を合祀した。
神社周辺には、縄文・弥生土器が多く出土し
社地は斎宮遺跡として町の文化財になっている。
社殿の右手には、竹に覆われてよく見えないが、神池があり
左手には、赤い鳥居の境内社・稲荷社がある。
稲荷社の他にも、いくつかの石祠が祀られており、
『式内社調査報告』には、天神社、山神社、御嶽社、
八王子社、天白社、三島社、美和社、鹿島社などの名が記されている。
社頭 | 鳥居 |
参道 | 参道から鳥居 |
境内 |
社殿 | 社殿 |
境内社と社殿 |