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日置神社
ひおきじんじゃ
長野県長野市信州新町日原西字宮脇2306
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式内社 信濃國更級郡 日置神社 |
長野県長野市にある。
長野駅から犀川に沿って19号線を西へ30Kmほどの信州新町日原西に鎮座。
長野市役所信州新町支社から西へ5Kmほどの場所。
さらに1Kmほど西に日名橋がある。
19号線から少し北へ入ると、
「日置神社」と刻まれた社号標が建っており、参道が北へ伸びている。
参道の先には、背の高い木々の茂った社域の森。
境内入口に彩色の剥げた両部鳥居が建っている。
鳥居をくぐると暗い境内。
参拝日は曇天だったせいもあるだろうが、
真昼なのに、拝殿には電燈が灯っていた。
社殿は入母屋造の拝殿の後方に本殿があるのだが、
覆屋の中に納まっていて形式は確認できなかった。
享禄・寛文の犀川の洪水によって古記録が流出し、
創祀年代は不詳。
式内社・日置神社の論社であり、
旧日名村の産土神として崇敬された神社。
以前は諏訪大明神とも称していたが、
安永三年十一月、許可を得て日置神社と改称。
明治六年四月、村社に列し、
明治四十一年四月二十五日、熊野神社(大己貴命)、
藤見夫神社(菅原道眞)、飯縄社(倉稻魂命)を合祀した。
境内の右手に境内社が幾つか納められた社殿があるが
境内社個々の詳細は不明。
『式内社調査報告』には、境内社として
縄葉社、琴平社、社宮司社、山神社の名が記されている。
鳥居脇の燈籠の台の部分に五弁の花の紋が彫刻されていた。
桜のようにも見えるが、花弁がやや細く、特定できなかったので
神紋は不明。
社号標 | 参道 | 鳥居 |
鳥居 | 燈籠台の紋 |
境内 |
拝殿 | 本殿覆屋 |
境内社 |
【 日置神社 (信州新町) 】