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石井神社
いわいじんじゃ
新潟県長岡市上岩井3255
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長岡市(旧三島郡三島町)にある。
旧三島町役場の少し南に鎮座。
車道から少し入った、畑の側に参道があり、階段を登ると境内。
参道横が畑になっていて、おばあさんがのんびりと作業をしていた。
入口には「式内石井神社」の立派な社号標。
参道を進み、階段を登ると、途中に赤い鳥居がある。
五月だったが、境内には、桜が残っていた。
式内社・石井神社の論社の一つ。
祭神の神石井彦命についてはよくわからないが、
『北越風土記節解』には、石井彦命・石井姫命とある。
また、山城国乙訓郡の石井神社より勧請ともあるので、
京都の石井神社祭神・磐裂神に関連する神だろうか。
江戸時代には諏訪社と呼ばれ、明治に岩井神社と改称。
式内社を主張したためか、明治四十年には石井神社と改称した。
境内入口 |
参道の鳥居 | 階段の鳥居 |
境内 |
桜 | 社殿 |
『北越風土記節解』は、「石井
神社 在二石井里一神。石井彦神。石井姫神。大同元年六月
三日。山城國乙訓郡石井神社別而遷勧請也」と記し、この
社地、祭神、勧請の附合する社は上岩井の石井神社
である。 『越後國式社考』には、「石井神社 在石地村、今云石井十二神、 一説北条村八幡宮、一説柏崎町□□、一説脇ノ町上岩井村ト云所ニ有 祭神 石凝姥命」とある。 三島町上岩井の石井神社は、天和検地帳に諏訪社と記され、 明治四十年には岩井神社を石井神社と改称した。 −『式内社調査報告』− |
【 石井神社 (上岩井) 】