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越智神社
おちじんじゃ
長野県須坂市幸高字屋敷添389
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式内社 信濃國高井郡 越智神社 |
長野県須坂市にある。
長野電鉄河東線の井上駅から北東へ500mほどの幸高に鎮座。
幸高と書いて「こうたか」と読むらしい。
小学校の西側にあり、道がカーブしている場所。
境内入口は南側にあり、境内入口にも、境内にも大きな樹が聳えている。
参道を歩くと静かな境内。
中央に社殿があり、後方に本殿(ただし、覆屋の中にある)。
拝殿の右手に、大きな古株があるが、昔の御神木だったのだろうか。
とにかく、境内の広さに比較して、巨木が目立つ神社。
境内中央には、大きな木蔭ができ、
社殿にスポットライトのように陽がさしていた。
創祀年代は不詳。
現在の祭神は饒速日命となっているが、
明治三年の松代藩書上帳には、健御名方命となっており、
古くは諏訪大明神と呼ばれていたらしい。
式内社・越智神社の論社の一つとして、
越智氏の本流である物部氏祖神を祭神としたものと考えられるが、
当社と越智氏との関連を示す資料はない。
拝殿の屋根に、菱紋が付けられていた。
これを「割菱紋」と呼ぶかどうかは未確認。
あるいは「武田菱」なのかもしれない。
境内には多くの小祠が祀られているが、
それぞれの社号等は不明。
境内入口 | 境内の樹 | 境内の古株 |
境内 |
本殿 | 拝殿 |
境内社 | 境内社 |
【 越智神社 (須坂市) 】