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笠原神社
かさはらじんじゃ
長野県中野市大字笠原字下河原408
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式内社 信濃國高井郡 笠原神社 |
長野県中野市にある。
長野電鉄・信州中野駅の北4Kmほどの笠原に鎮座。
夜間瀬川のそば、道路に面して南向きの境内がある。
境内入口に赤い鳥居が建ち、傍らに社号標。
鳥居の左手には、新しい立派な由緒書きの石碑が立っている。
境内に入ると、暗い空間が広がり、奥に社殿。
拝殿の後方に本殿がある。
境内というより、林の中に入り込んだ感じ。
それほど鬱蒼とした杜ではないのだが、不思議だ。
天気が悪かったせいだろうか。
創祀年代は不詳。
元は、現社地の北東300mほどの字天神前という場所にあったが、
数度の洪水により社殿が流失したという。
その後、若宮八幡宮に祭祀を委ねていたが、
若宮八幡宮が笠原神社の額を掲げようとしたことから、
村民と争いになり、寺社奉行の決裁により、
現社地に社殿を再建したという。
このあたりの経緯が、社前の由緒書きに詳述されている。
境内は、ウロのような空虚感と静寂。
時間が止まったような、良い場所だった。
ベンチが欲しいと、ちょっと思った。
境内 |
境内 | 社殿 |
−社前案内石碑− |
【 笠原神社 (中野市) 】