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石井神社
いわいじんじゃ
新潟県柏崎市大字北条宮ノ入1180
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柏崎市北条にある。北条駅から歩いたが、
地図では安田駅の方が近いようだ。
鳥居などはなく、空き地に社殿がポツンとある。
場所がわからず、道を聞くと、「小鹿嶋はねぇ」と教えてくれる。
地元の人は、北条駅前にある御嶋石部神社を大鹿嶋、
ここを小鹿嶋と呼んでいる。
また、十日市にある八幡神社と合わせて、
上八幡・下八幡とも呼ばれているらしい。複雑だ。
式内社・石井神社の論社の一つ。
社伝によると、承和十四年(847)八月、
相模国高座郡寒川神社から分祀されたという。
その後、八幡神が勧請されたようで、八幡宮とも称され、
北条城主大江家の崇敬を受けたという。
享保十四年(1729)以降は石井八幡宮と称されている。
昭和になってトタン屋根にしたという。
拝殿内を覗いたが、レトロな雰囲気だった。
扁額には「石井八幡宮」と記されていた。
境内 |
拝殿 | 拝殿 |
拝殿内 | 本殿 |
県指定文化財建造物 石井神社 IWAI SHRINE ・祭神 誉田別尊 気長足姫命 ・合祀祭神 天照皇大神 ・例祭日 9月15日 この神社は、旧称八幡宮で、享保14年(1729)以降石井八幡宮となる。由緒によ ると、式内社であり、承和14年(847)8月、相模国(現・神奈川県)高座郡寒川神社 から分祀され、社殿は、永承元年(1046)に再建され、明治維新以降村社になったと 言われている。社殿は、その後何回か修理が加えられ、現在は正面梁の上部に見られ る蟇股の一部と社殿中央部の柱四本に室町時代の様式が残っている。 昭和48年(1973)7月に、屋根はカヤ葺きからトタンに葺き替えられた。 −境内案内より− |
【 石井神社 (北条) 】