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奴奈川神社
ぬながわじんじゃ
新潟県糸魚川市田伏南村569
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梶屋敷駅の西、8号線側に鳥居があるが、
神社は北陸線の線路を越えた所にある。
境内ではゲートボールの試合をしていたので、
遠慮しながら参拝。
ということで、境内は狭くはない。末社も幾つかある。
本殿は拝殿と繋がっているが流造ということは判別可能。
社伝によると、成務天皇の御宇、
市入命が越後国の国造となって当地に来られ、
奴奈川姫命の子・建沼河男命の裔長比売命を娶り、
当社を創祀したという。
式内社・奴奈川神社の論社で、
明治六年十二月村社に列し、大正八年郷社に昇格した。
神紋は、何かの葉で作られた枝丸だった。
「神社名鑑」には、榊九葉とある。榊の葉かどうかわからなかった。
「式内社調査報告」に宮司は榊氏の世襲とあるが、それが理由か。
8号線沿いにある鳥居 | 境内入口 |
境内 |
拝殿 | 本殿 |
灯篭と石碑 | 拝殿 | 拝殿扁額 |
戌多社 | 天満宮 | 天王社 |
奴奈川神社旧郷社 糸魚川市田伏 北陸本線 梶屋敷駅より〇.五粁 祭神 奴奈川比売命 他二柱 例祭 四月二四日 一〇月二四日 神紋 榊九葉 本殿 流造 七.五坪 境内 一五二八坪 氏子 一八〇戸 崇敬者 一千人 由緒沿革 成務天皇の御宇に市入命越後国の 国造となって当地に来り、奴奈川姫命の子建 沼河男命の裔長比売命を娶り、奴奈川姫命の 社を建て神田神戸を寄附したという。又延暦 二二年市入命の後胤国造藤好当社を崇敬する こと厚く、神田神戸を増附した。弘安四年蒙 古来襲の時、異賊退治御祈願のため奉幣あり。 寛永年中には松平越後守光長厚く崇敬し鏡一 面を奉納した。大正八年郷社に列す。 −『神社名鑑』− |
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