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白山神社
はくさんじんじゃ
新潟県新潟市中央区沼垂東1−1−17
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新潟県新潟市にある。
新潟駅の北東1Kmほどの沼垂東に鎮座。
7号線の東側、小学校の近くに境内があり、
境内入口は東向き。
鳥居をくぐり、参道を進むと正面に社殿。
左手に境内社が並び、右手に参集殿がある。
社殿は、拝殿の後方に、コンクリート造の大きな社殿。
多分、これは本殿を保護する覆屋なのだろう。
その後方に、7号線が南北に走っている。
当社に最初に参拝した日は、
佐渡へ向う船を待っているときで、
御朱印はいただいたが、
時間がなかったので、まともに撮影をしなかった。
今回、再度参拝し、撮影しなおして掲載。
創祀年代は不詳。
一説には、用明天皇の御宇(585頃)の創祀。
もとは、沼垂町の王瀬山にあり、
美久理神社といい、白山妙理権現と称したという。
霊元天皇天和年中(1681頃)
海嘯によって水に没し、下所島へ遷座。
二十余年後、現在地に遷されたという。
あるいは、承応二年(1653)まで王瀬にあり、
大橋(不詳)に遷り、寛文二年に下所島、
貞享元年(1684)現在地に遷座したとも。
式内社・美久理神社の論社の一つで
沼垂郡中の総鎮守である。
境内には、幾つかの境内社がある。
参道入口を入ってすぐ、左手に太子社。
さらに、大宮賣大神と伊夜日子大神を祀る祠。
また、菅原大神・後藤稲荷大神・大山祇大神・
秋葉大神・粟島大神を祀る祠や、
古峰神社、神明社、庚申などがある。
参道 |
境内社殿 | 拝殿扁額 |
拝殿 | 本殿 |
太子社 | 大宮賣大神・伊夜日子大神 |
菅原大神ほか | 古峰社 |
現在の本殿と拝殿は弘化四年に総 材で再建本殿四方を飾る向拝左右獅 子頭上り龍下り龍子持龍唐獅子等の 彫刻は左甚五郎を通称さるゝ幕末の 名匠熊谷源太郎の手に成る名作なり −社前石碑− |
【 白山神社 (新潟市沼垂) 】