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熱那神社
あつなじんじゃ
山梨県北杜市高根町村山西割1714
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山梨県北杜市にある。
JR長坂駅の東4Kmほどか。
中央自動車道を越えて、東へ進み、1Kmほどで南下する道の横。
少し北へ行くと、小学校がある。
境内入口は南にあるが、道路沿いにも、真新しい鳥居。
が、南の鳥居から入るのが良い。
創立年代は不詳。
元は日本武尊を地主神として祀り、熱那九ヶ村の総社であった。
その頃は、神部神社と称していたと社伝にあるらしく、
式内社・神部神社の論社となっている。
後、康平6年2月、八幡大神を合祀した。
現在でも、「八幡さま」とも呼ばれ、祭神は八幡三柱。
道路の側にあり、北から訪れると社殿はオープンな場所にある。
が、南の鳥居をくぐると、鬱蒼とした木々の参道。
昼でも暗い参道を歩き、神門をくぐると、いきなり明るい境内。
昔は、社殿周囲も木々に被われた神社だったのだろう。
だから、南の鳥居から入るのが良い。
拝殿や神門には、花菱の紋がついており、神社名鑑でも、神紋は花菱。
ただし、本殿の屋根には、剣花菱の紋、瓦には葵の紋がついていた。
神門をくぐると、右手に神楽殿、左手に社務所、正面に拝殿。
境内には幾つかの石碑があるが、よく読めない。
南向きの本殿の外壁には彫刻が施されており、
東面には青龍、北面には玄武、西面には白虎が見える。
南向きなので、南面は拝殿に繋がっていて見えないので、
朱雀があるかどうかは不明。
甲斐の神社の装飾には四神を取り入れたものが多いのだろうか。
南の参道から入ったので、南の参道を戻る。
暗い参道から、鳥居の先に見える明るい場所へ戻る感覚。
神社は、やはり異世界でなければ・・・
南の参道入口の鳥居 | 境内横の入口の鳥居 |
参道の鳥居 | 参道と神門 |
境内と社殿 |
社殿 | 神楽殿 |
神門から参道入口 | 装飾の本殿 |
境内社 | 本殿背部の亀(玄武?)の彫刻 |
本殿向って右の龍(青龍?) | 本殿向って左の虎(白虎?) |
−境内石碑より− |
【 熱那神社 】