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蚊野神社
かのじんじゃ
三重県度会郡玉城町蚊野字里中1807
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式内社 伊勢國度會郡 蚊野神社 |
県道13号線、蚊野交差点を北へ500mほど。
集落の中にある神社。森の中に新しい社殿があった。
雄略天皇の御代の創祀と伝えられ、
式内社・蚊野神社に比定されている古社。
社名の蚊野は、鎮座地名によるものという。
祭神は大神御蔭川神で川の神。
川の恵み(穀霊)とする説や、川による穢れ祓いとする説もあるようだ。
内宮の摂社で、近世初頭には廃絶していたが
寛文三年に再興された。
昔は、前殿に御前社があったが、再興されず、
現在は、御同座に祀られている。
参道 | 社殿 |
境内 |
創祀については、『儀式帳』に「同(大長谷天皇)
御宇定祝」とあり、雄略天皇朝と伝へられる。 恒例の祭典は、『太神宮式』に祈年・神嘗祭に、『斎宮 式』には斎宮祈年祭に預かることが、また神御衣祭の日に は帳・式ともに蓑と笠を一具供進されることが規定されて ゐる。 現在は皇大神宮の摂社であり、その祭典にあはせて祈年 祭、六月・十二月の月次祭、神嘗祭、新嘗祭が当社の御前 にて、歳旦祭、元始祭、建国記念祭、天長祭、五月・八月 の風日祈祭が皇大神宮五丈殿で執り行はれる。 −『式内社調査報告』− |
【 皇大神宮摂社 蚊野神社 】