[HOME] > [神社記憶] > [東海地方] > |
|
奈良波良神社
ならはらじんじゃ
三重県度会郡玉城町宮古字矢倉833
|
|
式内社 伊勢國度會郡 奈良波良神社 |
田丸駅から南西2Kmほど、宮古の地にある。
道路から少し南に入ったところに入口があり、ちょっと迷う。
皇大神宮の摂社で、式内社・奈良波良神社に比定されている古社。
倭姫命によって創祀され、
当地の川水を司る地主神を祀るらしい。
中世には廃絶し、寛文三年に再興された。
ただし、再興以前の社地に関しては異説があり、
宮古の奥の山中にあったとする説もある。
社域入口 |
境内 |
社殿 | 社殿 |
当社鎮座のことについては、儀式帳に「同内親
王定祝」と見え、倭姫命によるものと伝承されてゐる。 延喜式に於ては神名式のほか太神宮式や斎宮式に記載さ れてゐるが、すでに延暦二十三年(八〇四)撰進の皇太神宮 儀式帳にも官帳社廿五処として見え、当社が皇太神宮の摂 社として早くから公祭に與つてゐたことが知られる。しか し、中世期には営繕もままならず、当社は遂に廃絶して所 在不明となつてゐたが、寛文三年(一六六三)大宮司大中臣 (河邊)精長の尽力で現在地に再興されたものである。 −『式内社調査報告』− |
【 皇大神宮摂社 奈良波良神社 】