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箕曲神社
みのわじんじゃ
三重県伊勢市小木町583
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旧村社 |
三重県伊勢市にある。
伊勢市駅の北東2Kmほどの小木町に鎮座。
23号線から南に入った場所にあるショッピングセンターの南隣に境内がある。
ということで、買い物ついでにショッピングセンターに車を停めて参拝。
境内入口は東側だが境内の向きは南向き。
鳥居の脇に「箕曲神社」と刻まれた社号標が立っている。
その社号標の横に南向きの鳥居が立っており、
小さな石が祀られていた、その石の前には穴(盃状穴?)のあいた石が置かれていた。なんだろう。
境内の南側には蕃塀らしき板塀があり、さらに鳥居があって、その奥に社殿。
鳥居の脇には御神木が立っている。
砂利の敷きつめられた境内や拝殿・本殿などは伊勢周辺に多い形式。
拝殿の後方、玉垣に囲まれて神明造の本殿が美しい。
創祀年代は不詳。
古来、小木社と称して、小木村の産土神として奉斎された神社。
明治三十七年の一郷一社制の神社合祀政策により、
明治四十一年四月十七日、小木社の新社殿造営を機に、
馬瀬町鎮座の村社・馬瀬神社、下野町鎮座の村社・日和神社、
竹ヶ鼻町鎮座の村社・大口神社、小木町鎮座の無格社・曽根社を合祀し、
上記四ヶ町の郷名が箕曲郷と称したことから箕曲神社と改称された。
ただし、戦後になって各町の氏子達の要望によって、
昭和二十年十一月に大口神社、昭和二十四年に馬瀬神社、昭和四十年に日和神社が
各町に分祀独立された。
『式内社調査報告』によると、式内社・川原淵神社の旧地として
「伊勢市小木の曽禰社」の名が載っているが、それは現在合祀されている曽根社のことだと思う。
川原淵神社は中世に中絶し、現在、船江上社の東隣に再興されている。
『三重県神社志』によると当社の神紋は「左三巴」。
本殿の屋根に三つ巴紋を刻んだ金色の装飾が付けられている。
境内入口 |
鳥居右手に石 | なんだろ |
境内に蕃塀? | 境内 |
社殿と御神木 |
拝殿 | 本殿 |