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右内神社
うないじんじゃ
静岡県三島市梅名1
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式内社 伊豆國田方郡 阿米都瀬氣多知命神社 |
静岡県三島市にある。
伊豆箱根鉄道大場駅の西1Kmほどの梅名に鎮座。
道路側に南向きの鳥居。参道を進むと、境内がある。
境内には、3個の力石が置かれていた。
石には、それぞれ「乞食石」「女石」「立石一表」と名が付いている。
また、源頼朝が百日祈願の折に、手洗水を湧出させたという石も。
本殿の右手に「ハリギリの木」。
三島市指定文化財だったが、平成10年7月12日に倒壊してしまったもの。
梅名川(殿川)を挟んで、西岸に当社、東岸に左内神社がある。
式内・阿米都瀬氣多知命神社の論社だが、有力なのは左内神社の方。
また、『静岡縣神社誌』には、当社を式内・伊波氐別命神社とする説もあるという。
当社と左内神社は「三島大社御門左右ノ神」であり、
三嶋大社の随神門として、下田街道の左右に鎮座していたもの。
祭神・櫛石窗命は、門神として知られており、
各地の神社の入口などに祀られている神だ。
手水鉢に、桐紋と菊紋が、並んで刻まれていた。
が、当社の神紋であるかどうかは不明。
境内右手に、水の枯れた小さな池があり、
傍らに「宇米都之池」と読める文字が刻まれた新しい石碑。
梅名の地名は、梅津を意味し、宇米都は、
阿米都から転じたものと考える説がある。
見方によっては「富米都之池」とも読めるのだが、
これだと、不滅の池。でも枯れていた。
社号標 | 鳥居 | 境内 |
力石 「乞食石」「女石」「立石一表」 | 源頼朝が百日祈願の 手洗水の石 |
境内 |
拝殿 | 社殿 |
宇米都之池石碑 | 本殿 | ハリギリの木 |
宇米都之池 |
境内社 | 境内社 |
【 右内神社 (三島市) 】