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比自岐神社
ひじきじんじゃ
三重県伊賀市比自岐683
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式内社 伊賀國伊賀郡 比自岐神社 |
三重県伊賀市にある。
近鉄伊賀線丸山駅から東へ3Kmの比自岐に鎮座。
社前に「右いせみち、左うへの道」と書かれた道標があり、
昔の伊勢参宮街道の一つが、当地を通っていたらしい。
昔の写真では、拝殿は割拝殿になっているが、
今の拝殿は新しく、普通の拝殿。
境内の整備もされているようで、サッパリした印象だが、
拝殿後方に、背の高い木が2・3本残っていた。
境内の左手(西側)は「比自岐の社」という公園になっている。
参拝は、日の出の頃。
蒼かった空が、地平線付近から、徐々に薄くなり、
少しずつピンク色に変わる頃。
創祀年代は不明。
式内社・比自岐神社に比定されている古社。
垂仁天皇の庶子である圓目王の妻、
伊賀比自岐和気氏の祖を祀る神社。
比自岐氏は、昔、当地を支配していた氏族らしい。
別称は、天王宮、あるいは大森神社という。
当地は、比自岐森邑と言っていたらしく、
往時は相当な森であったのだろう。
天正九年(1581)、伊賀の乱によって社殿ことごとくを焼失。
慶長九年(1604)に再建された。
明治四十一年、境内社・剣神社や村内の神社を合祀。
大正二年県社に列した。
賽銭箱には、新しい金ピカの桐紋が付いていた。
右伊勢・左上野の道標 | 早朝の境内 | 社号標 |
社殿 | 社殿 |
本殿と境内社 |
「比自岐の社」の御神木 | 境内社 | 梵鐘 |
比自岐神社
上野市比自岐六八三番地
創立年代不詳 延喜式内社である。明治四十一年一村一社の合祀令により旧比自岐村 内に鎮座の三三社を当神社に合祀、大正 十三年旧社格縣社に昇格する。 主神の比自岐神については当時の豪族比自 岐和気の祖神であり比自岐和気は第十一 代垂仁天皇の皇子圓目王に彼の息女を嫁 がせた事からも如何に朝廷と関係が深か ったかが伺える。 一、祭神 比自岐神、天児屋根命、天照大神、剣根命、 応神天皇、建速須佐之男命、火産霊神、 大物主神、宇迦之御魂命、木花佐久夜比賣命、 大山祇神、伊邪那岐命、大綿津見神、菅原道真 一、主な祭典 例祭 十一月十二日 祇園祭 七月第四日曜日 −境内案内板より− |
【 比自岐神社 (伊賀市) 】