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若宮神社
わかみやじんじゃ
静岡県三島市西若町8−7
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旧村社 |
静岡県三島市にある。
三島駅の南西500mほどの西若町に鎮座。
南北に走る道路に沿って、南北に長い境内がある。
境内入口は、東向き。
境内に入ると正面に、境内社・天神社がある。
参道を右(北)に進むと、当社の社殿。
社殿は、比較的新しいようで、最近改築されたのだろう。
街中に在るが、木々に覆われた神社。
参拝は、休日の午後。
三島駅近くのホテルに宿泊する前。
駐車場が分からなかったので、路上駐車をして急いで参拝。
伊豆国二宮であり、
三島市の西、十一ヵ町の総氏神として崇敬される神社。
創祀年代は不詳。
国司により勧請された八幡神社といわれ、
例祭には伊豆国在庁が参向して奉幣の儀が行われたという。
三嶋大社が平安中期以降に、国府のあった現在地に
新宮として分祀されたが、
この遷座に関して、以下のような伝説がある。
遷座に際して、当時、当地に鎮座していた若宮八幡の神に対し、
三嶋大神は「藁ひとつかみ分だけの土地を譲って欲しい」と頼み、承諾された。
ところが、三嶋大神は、その藁を解き、一本に長く繋ぎ合わせて、
広大な社地としてしまったのだ。
その後、若宮八幡(当社)は、境外摂社に祀られたが、
唯一、三嶋大社に対して背を向けているという。
しかし、現在の社殿は、三嶋大社と同じく南向き。
できれば、西を向いていて欲しかった。
鳥居 | 境内 |
境内 |
社殿 | 本殿 |
境内の天神社 | 社殿 |
若宮神社
鎮座地 三島市西若町八番七号御祭神 誉田別命(應神天皇) 例祭日 五月十四・十五・十六日 由緒
三島市西十一ヵ町、西若町、壽町、
栄町、三好町、泉町、広小路町、
緑町、西本町、南町、清住町、加
屋町の総氏神である。往昔、国司
勧請の八幡神社として例祭には在
庁が奉幣された。宝暦三年(一七
五三)代官山本平八郎が社殿を改
築する。その後三嶋大社の境外摂
社若宮八幡宮と稱し、明治十二年
村社に列し、若宮神社と改稱した
勇神にして、邪悪を攘い、隆昌発
展、願望成就の神徳がある。−境内案内板より− 天神社
鎮座地 三島市西若町八番七号御祭神 菅原道真公 例祭日 一月上旬日曜日 由緒
天神社は、もと三島市字天神脇に
鎮座し、菅原道真公を祀る。宇多
天皇(八八七)に仕え右大臣とな
る。詩文に優れ文章博士と、後世
その徳を慕われ、学問文筆の神と
崇められる。創立年代は詳かでは
ないが、寛政三年寅年(一七九一
)社殿を改築、明治十四年再築、
大正十一年六月若宮神社に合祀。
昭和二十一年十二月西小学校より
奉安殿を譲渡され現社殿とする。
次に昭和五十三年一月改修した。−境内案内板より− |
【 若宮神社 (三島市) 】