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國府神社
こうじんじゃ
三重県志摩市阿児町国府3007
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志摩國総社 |
三重県志摩市にある。
近鉄志摩線の鵜方駅から東へ5Kmほどの国府に鎮座。
太平洋に面した国府白浜の西側にある、南北に長い町並みの中。
道路がカーブしている場所に、南向きに鳥居が立っている。
100mはあるかもしれない参道を歩くと、境内入口の鳥居。
鳥居をくぐると、砂の境内。ちょっと南洋系の雰囲気がある。
正面奥に社殿があり、拝殿から本殿が見える。
ただし、本殿の扉の中に、もう一つ扉が見えるので、
中に、本当の本殿があるのかもしれない。
ということで、本殿かと思われた社殿は、覆屋だと思う。
拝殿の横に垣があり、その社殿に近づけなかったので、
ちゃんと確認したわけではないが。
『神道事典』には、当社が志摩国の総社か?
と記されているが、当社が国府神社と称したのは明治になってから。
それまでは、八王子社・八皇子社と称しており、
祭神は、天忍穗耳命以下、五男三女神を祀する。
明治三年に、境内にあった
神明社・富士社・御頭社・山神社を合祀して
地名を取って、国府神社と改称したらしい。
さらに、明治四十年には熊野神社を合祀して
現在に至る。
拝殿の賽銭箱には、金の三つ巴の紋が付いていた。
参拝は、休日の午後。
もう少しで陽が傾く時刻。
三重県を訪れたので、伊勢神宮へ参拝しようと思ったのだが、
休日のせいか、神宮周辺は大混雑で、大渋滞。
運転しながら、「どうしようかなぁ」と考えていると、
志摩市に出てしまった。
ということで、予定外の参拝。
こんなにひっそりとして落ち着く境内があるとは、
社前の道路を通っただけではわからない。
参道入口 |
参道 | 境内入口 |
境内 |
社殿 | 拝殿から本殿覆屋 |
本殿覆屋 |
由緒書
國府神社は八王子社と称せしを明治三年三月神明社、御頭社、山神社、富士社を合祀して國府社と改称せられしが明治四十年十一月五日熊野神社を合祀村社國府神社と改称せられしなり−『平成祭データ』− |