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哆胡神社
たごじんじゃ
静岡県賀茂郡西伊豆町田子203−1
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式内社 伊豆國那賀郡 哆胡神社 |
静岡県の西伊豆町にある。
136号線から田子漁港へ。
田子漁港の、海よりの道から一本東の道の側。
田子トンネルの北側にある
道横の丘(岩?)の上に境内がある。
階段を上ると東向きの社殿が建っている。
社殿はコンクリート造りのようで。
拝殿と覆屋を兼ねたもの。
中に大きな本殿が鎮座している。
参拝は、元旦の日の出前。
当社が、この年の初詣となった。
薄っすらと明るくなり始めた頃。
参拝中、近所の方々が参拝に来られ、
「おめでとうございます」と挨拶を交わす。
創祀年代は不詳。
『伊豆国神階帳』に「従四位上 多胡の明神」とある古社で、
式内社・哆胡神社に比定されている神社。
社地は合之浦と呼ばれ、田子港を南北二分するように
港に突き出た陸地。
合之浦の北を、大田子と呼び哆胡神社が鎮座、
南を井田子と呼び三島神社が鎮座していたが、
明治十四年、両社を合併し、合之浦に社殿を造営したという。
大田子の哆胡神社の旧称は
八幡大菩薩・若宮大権現といい、八幡と若宮を祀っていたらしい。
井田子の三島神社は、もと竹ノ浦に鎮座。
貞享年中に月ノ浦へ、文化十年に飯盛山へ遷座ており
三島大明神・若宮大権現を祀っていた。
この両社どちらかが、本来の哆胡神社であったと考えられるが、
現在は、大田子説が有力だ。
社号の「哆胡」は、(たご)あるいは(たこ)と読む。
境内は岩の上 |
境内 | 社殿 |
本殿 |
【 哆胡神社 多胡神社 (西伊豆町) 】