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舟寄神社
ふなよせじんじゃ
静岡県賀茂郡松崎町江奈13
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式内社 伊豆國那賀郡 伊那下神社 |
静岡県の松崎町にある。
松崎港の近く、136号線の江奈の交差点から東へ入り
突き当りから北上した場所。
参道入口に「江奈二区公民館」がある。
その公民館に「貴善社」という額が掲げられている。
参道を歩くと石の鳥居。
赤い額縁の扁額に「舟寄神社」と記されており
両脇に提灯が立てられ、灯がともされていた。
この灯は、いつものことだろうか。
あるいは、参拝は元日の朝なので、特別なのかも。
参道をさらに進むと、手水舎があり、正面に拝殿。
瓦葺・入母屋造の拝殿は、舞台のような構造で
正面と奥には壁がなく、後方の本殿が
少し高い位置に見える。
背後の本殿も瓦葺の社殿だが、
ひょっとすると、これは覆屋で、内部に本殿があるのかもしれない。
残念ながら、当社に関する資料は未入手。
『式内社調査報告』によると
当社を式内社・伊那下神社とする説がある。
当社と同じく松崎町に伊那下神社と称する古社があり
式内社であることは、間違いないようであるが、
どの式内社であるのか、諸説あって確定していない。
それら諸説の中に、現・伊那下神社を仲大歳神社とするものがあり
その場合、自動的に当社が伊那下神社である可能性が指摘されることとなる。
境内にあちこちに巴紋が付けられている。
また、本殿の左右に、いくつかの境内社が祀られているのだが
本社同様、詳細はわからない。
参道鳥居 | 鳥居 |
境内 |
社殿 | 拝殿から本殿 |
本殿 | 境内社と本殿 |
境内社 | 境内社 |
舟寄神社
神社祭神の号を積羽八重事代主命と称し、
天孫降臨の折、出雲神
話国譲りの段で中心をなす神であ
り、ご託宣神としての神霊は皇室
の護りとされています。此の神は
仏神として弁財天と同じく七福神
の一柱「恵比寿」として庶民に愛
されており、氏神として家内安全、
商売繁昌、海上安全、五穀豊穣の
信仰崇敬が厚い。神域内には二十八間の矢場が在 り毎年一月十九日には奉納弓祭り、 そして十一月二日から三日の神社 秋例祭は奉納三番叟や、勇壮な江 奈太鼓が盛大に挙行されます。 −境内案内板− |
【 舟寄神社 (松崎町) 】