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三島神社
みしまじんじゃ
静岡県下田市柿崎122
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静岡県下田市にある。
伊豆急下田駅の東2Kmほどの柿崎に鎮座。
135号線を東へ進み、柿崎の交差点から南東へ200m。
下田港沿いの道路に面して南西向きに境内入口がある。
鳥居をくぐり参道を進むと
境内左手に柿崎公民館があり、正面に社殿。
参拝は正月だったためか、境内には提灯がぶら下がっていた。
拝殿の後方に本殿覆屋があり、
覆屋の中に流造の本殿と、一回り小さい境内社がある。
境内左手に厄神社があり、
その後方の崖が、ちょっと味のある岩。
岩の麓に小さな赤い小祠があるが、
稲荷社だろうか。
当社に関する創祀年代や由緒は調べていない。
『式内社調査報告』の記述によると、
当社に、式内社・多祁富許都久和氣命神社に比定された
旧無格社・武峯神社が合祀されているらしい。
また『静岡県神社誌』によると、式内社・竹麻神社三座の一座を
武峯神社にあてる説もあるという。
武峯神社は、寝姿山の南にある武山に鎮座していたらしいが
明治十七年暴風により社殿が倒壊し、
さらに大正五年の下田火災によって所在不明となったようだ。
かつては武山に岩窟があり
巨岩信仰の社か、あるいは航海上の目印として崇拝されたか
あるいは、急峻な岩肌が修験道の聖地であったか、
とにかく、よくわかったいないらしい。
拝殿や厄神社の幕には三巴の紋が染められていた。
当社の神紋かどうかはわからないが、とりあえず掲載しておく。
鳥居 | 境内 |
境内 |
拝殿 | 本殿覆屋 |
本殿と境内社 |
厄神社 | 厄神社内部 |
厄神社横の小祠と岩 |
三島神社に参拝後、下田へ戻る道の途中、
ちょうど武山の南麓あたりの駐車場の奥に祠があった。
参道や鳥居もあり、覆屋内部に祠が祀られた神社だが
社名は未確認。
この社が武峯神社の後継社かどうかは確認できていないが
武山の麓という立地から、何らかの関係があるのかもしれない
などと思ったので、こちらも掲載しておく。
まったく関係ない社である可能性は高いけど。
名前未確認の社 |
境内 | 内部の祠 |