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御塩殿神社
みしおどのじんじゃ
三重県伊勢市二見町荘
二見潟 神さびたてる 御塩殿 幾千代みちぬ 松かげに して
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皇大神宮所管社 |
二見町の海岸、二見興玉神社の西2Km程度。
二見興玉神社の表参道から西へ入ると、中学校の隣にある。
社前に鴨長明の歌碑がある。
「二見潟 神さびたてる 御塩殿 幾千代みちぬ 松かげに して」
文治二年(1186)頃に当地を訪れて詠った歌だそうだ。
正殿の右には御塩殿がある。
境内の北、浜辺には、御塩汲入所と御塩焼所。
御塩汲入所に塩水を運び、御塩焼所で焚き上げ、御塩殿で堅塩にする。
当社は、その御塩殿を守護する神。
社域の鳥居 | 社前の鴨長明歌碑 |
参道 |
境内 |
正殿 | 御塩殿 |
御塩汲入所と御塩焼所 |
御塩汲入所 | 御塩焼所 |
御塩 神宮ご料の御塩は、五十鈴川尻の御塩浜で毎年土用に濃い塩 水をとって、一キロメートル北東、二見町荘の海岸にある御塩 汲入所に運び、その塩水をすぐ東にある御塩焼所にて、鉄の平 釜で焚きあげて荒塩となし、これを御塩殿で三角形の土器につ めて焼き固める。これを堅塩といい、神宮から神職が出向し、 身を清めて焼固めを奉仕する。同域内、御塩殿の左方に皇大神宮所管社御塩殿神社が守護 神としてご鎮座になっている。毎年、十月五日ここで御塩殿祭が行われている。 −『お伊勢まいり』− |
【 皇大神宮所管社 御塩殿神社 】