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大神神社
おおみわじんじゃ
愛知県一宮市花池2−15−28
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式内社 尾張國中嶋郡 大神神社 名神大 |
愛知県一宮市にある。
尾張一宮駅の南1Kmほどの花池に鎮座。
市街地にあるが、静かな神社だ。
近世には、三明神と呼ばれていた神社。
大神と書いて「おおみわ」と読む。
祭神は、大物主神で、奈良の大神神社と同神とするのが通説だが、
他には、火明命十世孫にあたる大美和都禰命を祀るとする説もある。
火明命の後裔であれば、尾張氏と同祖であるから、
当地において大神と称されるのも頷ける。
鎮座地名は花池。
昔、このあたりに池があり、池の蓮の花と素麺を
毎年七月七日に、熱田宮へ献上されていたという。
また、鷺を白鳥と呼んで、当地では食さなかったとも伝えられ、
熱田宮との関係も窺える。
当社を尾張國一宮とみる理由は、よくわからないが、
熱田宮との関係によるものかもしれない。
熱田宮は、尾張三宮と見る場合があるが、
伊勢神宮同様に、一宮制とは別格として扱われているようで、
国府に近い当社が、その代役として機能していれば、
一宮と見られていても不思議は無い。
が、これはあくまでも憶測。
境内を掃除されていた方が居られたが、神職ではないらしい。
宮司は、太神神社宮司の兼務ということで、
御朱印などは、そちらへお願いするようで、
時間が無くて、今回は御朱印はないのだ。
社殿の正面に、塀の一部のようなものが不自然にある。
蕃塀だろうか?
境内社は、どれがどの社か分からないが、『平成祭データ』には、
六所社・三島社・白山社・神明社・招魂社・素盞嗚社とある。
鳥居 | 蕃塀 |
境内社殿 |
本殿左の境内社 | 本殿 | 拝殿右の境内社 |
拝殿右の境内社 | 神馬像、腹部に神紋の三杉 |
【 大神神社 (愛知一宮) 】