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久々美雄彦神社
くくみおひこじんじゃ
岐阜県養老郡養老町沢田字宮谷1341  Zenrin Data Com Maps display !!




『全国神社名鑑』
より
未確認

式内社 美濃國多藝郡 久久美雄彦神社
旧郷社

御祭神
久久美雄彦神

岐阜県養老町にある。
近鉄養老線・美濃高田駅と、JR関ヶ原駅の
ちょうど中間あたりにある沢田に鎮座。
沢田は、養老山の北麓にあり、
牧田川が西から東へ回り込んでいる地。

当社への道が地図で確認できなかったので、
とりあえず、川沿いの道路から、田畑を越えて南の道へ進み、
工場の西側へ回ると、参道と思われる小道があったので、
登ってみたら鳥居が立っていた。

境内周囲は宮谷というらしく、参道横に川が流れた、
谷になっている様子。
鳥居前の空き地に車を止め、参道の階段を登る。
右手にカーブして更に登ると、広くて暗い境内。

境内奥に社殿があり、拝殿の後方、
垣に囲まれて、流造の本殿。
本殿の左右に、小ぶりの境内社が鎮座している。

創立年代は未詳。

当地には、不破関から養老山脈東麓へ抜ける
古道が通っており、古代における交通の要衝であったという。

祭神・久久美雄彦神がどのような神であるのか、以下の説がある。

当地は南に養老山、北西に伊吹山を望む場所にあり、
伊吹山の伊富岐神社と関連があるものとし、
伊富岐神社の祭神・多多美彦命と同神とする説。

また、天戸辺尊の分神である
久久美穂彦神であるとする説。

当社は、昔は東向きに鎮座していたが、
当社の神が馬を嫌い、社前の道を通る馬を落馬させたため、
南向きに変えたという伝承があるらしい。

冬の参拝だが、木々が茂って、境内は暗い。
夏だったらもっと暗い境内で、
夜には少し怖いかもしれないが、熱い日には気持ちの良い場所だろう。

本殿左右の境内社は、左が神明神社、右が三社神社。
三社神社の祭神に木花咲屋姫命が含まれていることに
やや、違和感を感じるが、三社神社の由緒は不明。

境内社殿には、三つ巴紋が付いていたが、
『全国神社名鑑』には神紋は橘だとある。
残念だが、未確認。
拝殿の中を見ることができなかった。


鳥居と参道

鳥居

境内

本殿と左の神明社

本殿と右の三社神社

久々美雄彦神社由緒
鎮座地岐阜県養老郡養老町沢田
字宮谷千三百四十一番地
祭神久々美雄彦神
創建年代は不明であるが延喜式神名帳に 記載され国司が奉幣した格式の高い神社である  仁明天皇承和五年に従五位下の神階を 授けられその後九度の増一階により従三位 に昇階されたものと推定される この沢田の 地区南に養老山 北に伊吹山を望む位置に あることから 祭神は伊富伎神社と同神 の多々美比古命とする説がある
明治六年郷社に列せられた 境内三千五百六十四坪
三社神社 祭神伊邪那岐神 伊邪那美神
木花咲屋姫神
神明神社 祭神天照大御神

−境内石碑より−



【 久々美雄彦神社 (養老町) 】

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