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稻前神社
いなくまじんじゃ
愛知県岡崎市稲熊町字森下6  Zenrin Data Com Maps display !!


三つ巴

式内社 参河國額田郡 稻前神社
旧郷社

御祭神
天照大神
合祀 天兒屋根命 應神天皇

愛知県岡崎市にある。
愛知環状鉄道の北岡崎駅から東へ2Kmほどの稲熊に鎮座。
東名高速道路の西側にある丘の上。

稲熊の交差点から少し北へ入ったところに境内入口。
階段途中に鳥居が立つ。
木々のアーチの参道階段を登ると境内。
正面石段の上に社殿がある。
本殿は神明造。一見、古代の倉を連想させる形。

創祀年代は不詳。

社名の稲前は、「いなくま」と読むが、
「いなさき」と読む場合もある。
平安時代から当社の読みに関して一定していないという。
「国内神名帳」も、写本によっては「稲隈」「稲狭」など。

当社は、伊勢神宮へ奉る稲を保管する倉であったという。

境内の鳥居に巴紋が付いていた。

境内社は、金刀比羅神社と秋葉神社の合殿。


参道と鳥居

上から

境内の鳥居

境内

拝殿

本殿

秋葉・金刀比羅合殿

参道の井戸?

社記
神社名稲前神社
御祭神天照皇大神
天児屋根命
應神天皇
境内地一二五六坪
御由緒
 式内神社で三河国二十六座の内、額田郡二 座の一である。創立年代は不詳であるが、国 内神名帳に正五位下稲隈天神坐額田郡と記さ れ、平安朝初期以前の創立である。往古岡崎 の地は弘く天神山と称えられ、稲前神社の神 領並に社地であり、伊勢神領に属していた。 大神宮に新稲を奉る国民は先づ神社の神倉に 運び置き、のちに伊勢に送ることにより稲前 の号がつく。鎌倉時代に至りこの地が武家の 庄地となり、對面所の辺(材木町)に移され 、更に岡崎城郭の拡張により元神明へ、その 後現在の地に遷座される。慶長二十年春木氏 より祭田一町二畝十歩の寄進があり、享保十 七年に石鳥居、慶應二年三河官社二十六座之 内稲前神社と記せる標石を造立する。明治二 年拝殿改築。同十四年式内社なるを以て郷社 に列せられ、同四十二年神饌幣帛料供進神社 に昇格する。同四十五年鶴田鎮座の金刀比羅 社、大正二年海藻鎮座の春日社をそれぞれ境 内に遷座する。昭和四十四年本殿及び社務所 を改築する。今は絶えた昔年の御田植神事歌
 今年は豊年 丈が一丈で 穂が五尺
 まいたるたねが 一束三ばで五斗八升

−境内案内石碑−


由緒

延喜式所載、三河国26座の内の額田郡2座の一つである。此の地は、伊勢神宮の神領地であったところから、伊勢神宮に奉納する稲を入れて置く神倉があったといわれている。

−『平成祭データ』−



【 稲前神社 稻前神社 (岡崎市) 】

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