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宇留布津神社
うるふつじんじゃ
三重県松阪市腹太町658−3
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三重県松阪市にある。
松阪駅の東9Kmほどの腹太町(はらふとちょう)に鎮座。
60号線から南に入り、腹太町の集落の北側に境内がある。
境内入口は南向き。
鳥居をくぐると右手に手水舎。
境内参道を右に左に、クランク状に進むと当社の社殿。
拝殿の後方、垣の中に神明造の本殿がある、簡素な神社。
当社は明治四十二年二月二日に六根の大国玉神社に合祀されたが、
その後、氏子の総意によって昭和十年三月二十七日に古社地に分祀再興されたもの。
境内には「奉献社地記念標」と刻まれた石碑が立っている。
創祀年代は不詳。
式内社・宇留布津神社の論社の一つで、
鎮座地名の腹太(はらふと)は宇留布津(うるふと)の転化であるという。
が、それは無理があるとする説もある。
宇留布津の宇留は「潤」と考えられており、
宇留布津は潤土と関連するとする説がある。
よって祭神は埴安姫命の他に土霊や埿土煮尊とする説もある。
相殿の大綿津見命は、明治四十年七月三十日に当社に合祀された無格社佐々波神社の祭神。
鳥居 | 境内参道 |
社殿 | 本殿 |
拝殿扁額と本殿 | 本殿 |
【 宇留布津神社 (松阪市) 】