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式内社 山城國愛宕郡 賀茂波爾神社
御祭神 |
左京区高野、東大路から少し西へ入る。
西側の鳥居から入ると正面に社務所。
左に向うと南面した社殿がある。
「波爾(ハニ)」は埴輪の「埴」のこと。
一般には土で、土器を意味する。
土器製作に従事する「西埿部氏」の氏神とする説がある。
同じく論社である賀茂別雷境内土師尾社は、土師氏との関係。
要するに土だ。
通称「赤ノ宮」。賀茂波爾神社が衰退した後、
赤ノ宮稲荷が勧請された。今でも社殿横に稲荷がある。
ただし、これは昭和の創祀だそうだ。
拝殿脇に、「波爾井」と称する御神水がある。
境内に入った時、そこで水を汲んでいる方がおられたが、
参拝中にいなくなった。
『鳥邑縣纂書』は賀茂波爾神社について次のやうに記してゐる。
『特撰神名帳』は土師尾社か赤ノ宮かの決定を避けたが、 同書に「明治十年五月京都府の伺へ、十一年二月八日書面 賀茂波爾之儀は新田村鎮座赤宮と可想得と御指令有之 候」と注記されてゐるやうに、政府の指令によつて赤ノ宮 は社名を賀茂波爾神社と改め、賀茂御祖神社境外攝社となつた。 −『式内社調査報告』− |