かんご
奈良県奈良市韓国町6

式内社 大和國添上郡 狹岡神社8座
旧県社

園神・韓神(大物主命・大己貴命・少彦名命)

奈良市街地の中心、近鉄駅や開化天皇陵の近くにある。
やすらぎの道に鳥居があり。西側奥に境内。
境内には饅頭の祖神(林浄因)を祀る林神社がある。

狭い境内だが、社殿の周りを末社が取り囲んでいる。
左側に林神社。饅頭祭が行われる。


漢国神社
奈良市漢国町。祭神園神・韓神(そのかみ・からかみ:大物主命・大己貴命・少彦名命)。推古天皇元年大神君白堤が勅により園神を祀り、養老元年(717)藤原不比等・韓神の二座を祀る。同五年百済王が献上した白雉を元正天皇奉納。神亀元年(724)にこの雉を埋めた白雉塚がある。奈良曝には漢国から七賢人が来て居住し、雉子を愛したので氏子は一生雉子を食べないといわれる。 例祭一〇月一七日。鎮火祭=四月九日、三枝祭=六月一七日。境内社林神社の饅頭祭がある。

−『神社辞典』−

饅頭は洛の建仁寺の〔第二世〕竜山禅師が入宋し、光明帝の暦応四年(1341)に帰朝〔元の順宗皇帝の至正元年である〕したが、彼の地にあったとき、林浄因(りんじょういん)という人と交友し、彼を伴って帰朝した。林氏は奈良の二条に止住して饅頭を造るのを業とし、林氏を改めて塩瀬と名乗った。これがわが国の饅頭の始まりである。

−『和漢三才図会』−