うなたりにいますたかみむすび
奈良県奈良市法華寺町600

式内社 大和國添上郡 宇奈太理坐高御魂神社 大 月次新嘗
旧村社

高御魂尊(中座),天太玉命(東座),思兼命(西座)

平城京跡のそば、平城京跡東院庭園の裏(北)にある。

東の入口から、入るが雰囲気は面白い。
社殿は新しくきれいだったが、
門がしまっていて中がよくわからない。
隙間から一部が見えるのだが。
いつも閉っているのか、この日だけ閉っていたのかは不明。
今度、また行ってみよう。

本殿は重文、末社が左右に見える。


祭神三座 高御魂尊(中座)、天太玉命(東座)、思兼命(西座)

由緒 延喜式内の大社で月次・相嘗・新嘗の幣に預かっていた。古文書では、宇奈足とも菟名足とも菟足とも書いている。武内宿祢の勧請と伝えられ「日本書紀」によると持統天皇六年(692)二月には新羅の調を伊勢、住吉、紀伊、大倭、菟名足の五社に奉るとある。その一社で、この神社の神戸は正倉院文書の天平二年(730)大和税帳新抄格勅符抄に載っているが、何れも神名は菟名足となっている。江戸時代には楊梅神社と呼ばれたこともあり、いま「うなたり社」とか「西の宮さん」とか言っているのは近郷だけでの通称の略称である。本殿は室町時代初期の建築遺構を残し、三間社、流造、桧皮葺で国指定の重要文化財である。境内の一帯は、平城天皇の楊梅宮址とか春日斎宮の斎院址とかの学説もある。

境内社 みな天孫降臨に随従された神々を祀る
天細女命社、猿田彦命社、手力男命社、大宮媛命社、豊岩窓命社

−境内由緒書き抜粋−

 奈良市法華寺町。旧村社。祭神は高御魂尊・太王命・思兼命。「桜梅天神」、あるいは「ウナタリサン」と称す。『延喜式神名帳』には「宇奈太理坐御魂神社大。月次相嘗新嘗。」とある。持統天皇六年(六九二)「十二月甲申遣太夫等、奉新羅調……菟名足杜」と見える。『三代実録』元慶三年(八七九)「授法華寺正三位薦枕高御産栖日神従二位」とある。『新抄格勅符抄』に「大和八戸、尾嘗張五戸」の封戸を受くとある。講あり。例祭一〇月一〇日。

−『神社辞典』−

 高皇産霊神社(楊梅天神とも) 添上郡(奈良市法華寺町)
 祭神 一座 宇奈太理坐高御魂尊
 神功皇后の朝に武内宿禰が勧請する。

−『和漢三才図会』−