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神谷神社
かみたにじんじゃ
[京都旅行] 京都府京丹後市久美浜町久美浜小谷  Zenrin Data Com Maps display !!


五七の桐

式内社 丹後國熊野郡 神谷神社
旧郷社

御祭神
丹波道主命
配祀 八千矛神 天神玉命 天種子命

京都府京丹後市にある。
久美浜駅の北西300mほどの場所に境内がある。

参拝は、五月の連休。
兵庫県北部を旅した最終日。
兵庫から、日本海沿いに長野へ戻る途中。
日出前に豊岡のホテルを出発し、
久美浜付近で最初の休憩をとっている時に、
地図を眺めて、当社を確認したので、偶然立ち寄った。

地図を見ると、久美浜駅からの参道があるようだが、
僕は裏側(北西側)に車を停めたので、そちらから参拝。
だから、
駅に向かう道にも鳥居や境内社があったかもしれないが
そちらは確認していない。

北西側の入口の鳥居をくぐると、砂地の広場。
鳥居の脇には、「式内郷社 神谷神社」と刻まれた社号標。
広場の北側に、垣に囲まれて社殿の鎮座する境内がある。
神門をくぐると、正面に拝殿。
拝殿の奥に、入母屋造の美しい本殿がある。

崇神天皇十年九月、四道将軍・丹波道主命
勅命を受けて山陰地方を巡視された時、
武運長久を祈願して、久美浜の地に社地を定めて
出雲国・八千矛神天神玉命・天種子命を祀ったのが
当社の創祀。

式内社・神谷神社に比定されている古社。

もとは、神谷小字明神谷に祀られていたが
中世の頃、戦乱にため社屋が破壊されたので
現在地の太刀宮に合祀された。

太刀宮は、丹波道主命薨去の後、命を追慕して創建された神社。

同じく熊野郡の式内社・村岳神社の神は、
この太刀宮の神(丹波道主命)の臣下で、
神谷神社の社地選定を命じられたという。

ところが、村岳の神は良地を秘して
別の地(当社の元地)を上申した。

このことが露見し、怒った太刀宮の神は剣を抜いて村岳の神を追った。
大石に隠れた村岳の神を斬ろうとしたが
誤って大石を断ち割った。
怖れた村岳の神は、大根を下物として和睦の宴を開き和解した。

よって、以後、太刀宮(当社)の例祭には
奥馬地部落より大根が奉納されているという。

似たような伝承が、丹後の隣り、但馬(豊岡市)の葦田神社にも残っている。
話の筋は同じだが、葦田神社の神が騙したのは天日槍であり、
石だけでなく、葦田神社の神の足も傷つけられている。

拝殿の賽銭箱には、五七桐の紋が付いていた。
当社の神紋だろうか。

本殿の左右に境内社が一つずつ。
右手の境内社には、稲荷神社・猿田彦神社。
左手の境内社には、相生之松・恵美寿神社。
『平成祭データ』には、他にも以下の名前が記されているが
確認していないので、境内にあるのか境外にあるのかわからない。

寒川神社、川裾神社、皇大神宮、秋葉神社、厳島神社、
熊野神社、磯邊神社、金刀比羅神社、城山稲荷神社、
天満宮、海上神社、愛宕神社、三柱神社。

上記の他に、境内の裏側にある神社の森の磐座の横に
八幡神社がある。


北西側の境内入口

境内

境内社殿

拝殿から社殿

境内左の恵美寿神社

境内右の稲荷・猿田彦神社

本殿

神社の裏側(北西)に神社の森があり、
文化財環境保全地区になっている。
その中心は巨石がころがる磐座。
桃のような形の磐座の横には、八幡神社。
後には、二つに割れたような形の岩がある。
これが上記の、太刀宮の神が断ち切った剣岩だろうか。

この磐座周辺は、近年まで女人禁制だったらしい。


境内横の神社の森(八幡山山麓)

八幡神社と磐座

磐座

八幡神社本殿

磐座

神谷神社
 神谷神社は、通称「神谷太刀宮」「太刀宮」と称し延喜式の神名帳に記され る神社である。現在の本殿は天明元年(一七八一)に建てられた。桁行き 二 間 入母屋造りの桧皮葺の出雲地方に多い大社造の系統をひく建物であり、彫刻 も精巧なものとなっており「太刀宮造」と称され この地方では例のない神社 建築である。神門も切妻造の四脚門で格天井を張るなど意匠に優れ、 境内社 八幡神社本殿も 小規模なこけら葺、一間社流造で孔雀の彫刻を施すなど装飾 豊かな建物である。
 祭神として 丹波道主命八千矛神天神玉命、天種子命を祀る。丹波道主 命は 四道将軍として丹波に派遣されたと「日本書紀」に記される。神社では 丹波道主命が 丹波平定の後、明神谷に出雲国より八千矛神、天神玉命、天種 子命の三座の神々を迎え 出雲の人々の歓心を得、社殿を創建したのに始まる と伝えられる。
 丹波道主命は、丹波河上摩須郎女をめとり、五子を授かる。その娘の 日葉 酢媛は第十一代垂仁天皇の皇后となる。神谷神社は 旧郷社であり、社蔵文書 によると文禄五年(一五九六)城主 松井康之から用地寄進を受けていること がわかる。
 鳥居は 石造明神鳥居で、宝永四年(一七〇七)に建てられたものである。 八幡山の山麓に巨石を擁し、自然崇拝の「磐座」の様相を呈し、境内地一帯 は、京都府文化財環境保全地区に指定されている。
 境内の参考館(考古館)は、旧久美浜県庁舎 玄関棟の建物の一部で、明治 初期の武家屋敷の流れをひく役所建築として貴重である。
神谷神社本殿京都府指定文化財昭和六十年指定
神谷神社神門京都府登録文化財昭和六十年登録
八幡神社本殿京都府登録文化財昭和六十年登録
鳥    居京都府登録文化財昭和六十年登録
参考館(旧久美浜県庁舎玄関の一部)京都府指定文化財昭和六十年指定
文化財環境保全地区京都府指定文化財昭和六十年指定


−境内案内板より−



最終更新日:2013/10/09
【 神谷神社 (久美浜町) 】

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