HOME [HOME]  >  [神社記憶]  >  [関西地方]  >
メニューを消去する。ページを印刷するために。 印刷用ページ


宇治上神社
うじがみじんじゃ
[京都旅行] 京都府宇治市宇治山田59  Zenrin Data Com Maps display !!


三つ橘

朱印のページへ!!

式内社 山城國宇治郡 宇治神社二座
旧府社

御祭神
中殿 應神天皇
左殿 菟道稚郎子
右殿 仁徳天皇

京都府の宇治市にある。
京阪宇治駅の南東500mほどの宇治山田に鎮座。
仏徳山(離宮山、大吉山)の麓に境内がある。

宇治橋東詰から川に沿って歩くと宇治神社が鎮座しているが
宇治神社の後方に当社の境内。

参道を進むと、かたわらに早蕨の古跡。
正確には、ここ宇治神社の境内隅になるのだが、
早蕨の古跡は源氏物語宇治十帖に登場する場所らしい。

さらに参道を進むと朱の鳥居が立ち、
右手に「世界文化遺産 宇治上神社」と刻まれた社号標があるように、
当社は平成六年ユネスコの世界文化遺産に登録された。

鳥居をくぐると境内入口。
石橋を渡り神門をくぐると清涼な境内。
正面には国宝の拝殿があり、拝殿の前には清めの砂が盛られている。
拝殿は、一二一五年頃の建築と推定される古代神社建築で
一説には離宮「宇治院」の建物を下賜されたものとも。

拝殿の後方に回ると、これも国宝の本殿。
覆屋の中に内殿が三社あり、中央に應神天皇
左殿(向かって右)に菟道稚郎子、右殿に仁徳天皇を祀る。
本殿左右の蟇股は京都醍醐寺薬師堂、平泉中尊寺金色堂とともに
藤原時代の三名蟇股として貴重なものらしい。

参拝は寒い二月、あいにくの曇天の朝。
秋や夏の境内は、京都らしい落ち着いた美しさだろうと
想像しながらの参拝。

創祀年代は不詳。

宇治神社を離宮下社、若宮と呼び、当社を離宮上社と呼んで
宇治神社、宇治上神社を両社一体の神社として
宇治鎮守明神。離宮明神、離宮社、離宮八幡宮とも称されたという。

「離宮」と呼ばれた理由は、
平安時代初期、天皇の離宮「宇治院」の鎮守として祀られていたからとも
祭神・菟道稚郎子の離宮「桐原日桁宮」「菟道宮」があったところだとも。

宇治神社と合わせて式内社・宇治神社二座に比定される古社。

藤原氏が平等院を建立の後は、平等院の鎮守社として崇敬され、
治暦三年(1067)御冷泉天皇が、平等院から神社に行幸の後、
離宮明神に神階を授けたと文献上に登場する。

祭神の菟道稚郎子は、「古事記」に宇遅之和紀郎子、
「日本書紀」に菟道稚郎子、「播磨風土記」に宇治天皇とある、応神天皇の皇子。
渡来人の王仁や阿直岐に典籍を学び、
父・応神天皇にその才能を認められて皇太子に立てられた。
ところが応神天皇の没後、異母兄の大山守皇子が皇位を狙って稚郎子を攻撃。
稚郎子は策を用いて大山守皇子を宇治川に落として殺したが、
その後、異母兄の大鷦鷯尊(後の仁徳天皇)と互いに皇位を譲りあい、
大鷦鷯尊を皇位に付けるために自殺してしまったという。

境内の右手に桐原水がある。
宇治茶の隆盛にともない宇治七名水として伝えられたが
桐原水のみが現存しているらしい。
ただし、当社では飲用には用いずに手水として使用されているとか。

本殿の右手に岩が祀られ、
その横に重要文化財の摂社・春日社。
その右手に末社の住吉社と香椎社。

本殿の左手には末社の厳島社があり
その左手奥に、武本稲荷社が祀られている。

授与所にはウサギの紋を付けたお守りが置いてあった。
宇治は、当社祭神である菟道稚郎子に因んだ菟道。
ウサギの道なのだそうで、その縁からウサギの紋をお守りに使用している。
ただし、神紋は三つ橘。


参道

早蕨之古跡

参道と鳥居

社頭

石橋と神門

国宝の拝殿と拝殿前の清め砂

拝殿

拝殿後方から

桐原水と御神木

桐原水

国宝の本殿、覆屋の中に内殿が三つ、賽銭箱も三つ

境内左手の武本稲荷社

厳島社

本殿右手の岩と摂社・春日社

住吉社と香椎社

本殿と境内社

国宝宇治上神社
神社の前の参道を宇治神社の境内を抜けて宇治川の畔までいくと、川をへだてた木立ちの間に力強い反りを見せた瓦屋根が見える。平等院の鳳凰堂である。丁度、神社の位置は平等院の真向かいであることが判る。
実は、宇治上神社と平等院とは、深い関係があった。平等院ができてからは宇治上神社は、その鎮守としてあがめられ、例年の五月の祭礼には、藤原氏から神馬が奉納され、また散楽等も奉仕された。治暦三年、正三位の神位の授与のあったときには、天皇は平等院より神社に御幸されている。
もっとも、藤原氏が宇治院を手に入れるまでのことについては、はっきりとしたことは判らない。古くは、宇治上、宇治神社の両方をあわせて宇治明神、あるいは離宮社とよばれ、江戸時代には離宮明神といわれているところからみて、陽成天皇の離宮である宇治院の鎮守として、祀られたものとの見方も成り立つ。このように、神社の古い由緒については明らかではないが、神社の社殿である本殿、拝殿、摂社春日社等の諸建物は、この社が、古い歴史をもっていること、そして高度の造型技術を身につけた人たちにより、造営されてきたことを雄弁に語っている。これらの建築は文字に書かれた歴史以上の迫力をもって我々に深い感動を与えてくれる。拝殿のすぐ右に、宇治七名水の一つである桐原水(きりはらすい)が、今日もなお清らかな水を湧出しているが、七名水のほとんどが、かれてしまった今日、何か有り難いような気がする。そしてこの環境が、千年近い年数の間、ずっと保たれてきているのに、今更のように驚くのである。

−『平成祭データ』−

京阪宇治駅の北、丸山に  Zenrin Data Com Maps display !!
当社祭神・菟道稚郎子の御陵である、ということになっている宇治墓がある。


菟道稚郎子御陵の宇治墓

宇治墓

宇治墓


最終更新日:2015/05/08
【 宇治上神社 】

ボーダー




関西地方
japanmap
全国 北海道・東北地方 関東地方 甲信越地方 北陸地方 東海地方 関西地方 中国地方 四国地方 九州・沖縄地方
綾部市
宇治市
乙訓郡 大山崎町
亀岡市
宮津市
京丹後市
京都市 北区
京都市 上京区
京都市 左京区
京都市 中京区
京都市 東山区
京都市 下京区
京都市 南区
京都市 右京区
京都市 伏見区
京都市 西京区
船井郡 京丹波町
南丹市
八幡市
舞鶴市
福知山市
与謝郡 伊根町

磯城郡 三宅町
磯城郡 川西町
磯城郡 田原本町
宇陀郡 御杖村
宇陀郡 曽爾村
宇陀市
橿原市
吉野郡 下市町
吉野郡 吉野町
吉野郡 十津川村
吉野郡 川上村
吉野郡 東吉野村
御所市
高市郡 高取町
高市郡 明日香村
桜井市
山辺郡 山添村
生駒郡 三郷町
生駒郡 斑鳩町
大和郡山市
天理市
奈良市
北葛城郡 河合町

堺市 西区
三島郡 島本町
四條畷市
大阪市 天王寺区
大阪市 阿倍野区
大阪市 住吉区
大阪市 中央区
東大阪市

佐用郡 佐用町
宍粟市
洲本市
神戸市 長田区
神戸市 垂水区
神戸市 中央区
西宮市
赤穂郡 上郡町
赤穂市
淡路市
朝来市
南あわじ市
美方郡 香美町
美方郡 新温泉町
姫路市
豊岡市
養父市

蒲生郡 日野町
近江八幡市
栗東市
犬上郡 多賀町
湖南市
甲賀市
高島市
守山市
草津市
大津市
長浜市
米原市
野洲市