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旧村社 稚日女尊,息長足姫尊,衣通姫尊,明光浦霊 和歌浦湾へそそぐ和歌川の河口部にある。 当初、稚日女尊のみを祀っていたが、 後に、稚日女尊を尊崇する神功皇后(息長足姫尊)を合祀。 さらに、衣通姫尊を合祀し、女神三神を祀る。
聖武天皇神亀元年(724)、玉津島の行宮へ幸したおり、
弱浦(わかのうら)という名を改めて、明光(あか)の浦とした時、 衣通姫尊が示現して歌を詠んだ。 立ち帰り又も此の世に跡たれん名も面白きわかの浦浪 以来、衣通姫尊が主祭神の位置になり、 住吉、人丸と並んで、和歌三神と呼ばれるようになった。 衣通姫尊は、容姿が美しく、艶色が衣を通して光り輝いたほどの女性。 『古事記」では第十九代允恭天皇の皇女軽大郎女(かるのおほいらつめ)の別名。 『日本書紀』では允恭天皇の妃弟姫、また衣通郎女(そとほりのいらつめ)。 皇后は姉の兄姫。姉皇后の嫉妬にあい身をかくす、とある。 いかにも女神を祀るお宮、といった風情がある。 社殿後方は奠供山で、それほど高くない丘といったところ。 山頂からは和歌浦が見渡せる。 |