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式内社 宮中神 御巫等祭神八座の一 大宮賣神 大 月次新嘗 大宮姫命 |
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神祇官西院坐御巫の祭神八座のうち、大宮賣神の名跡を伝へたもので、
その位置はもとの神祇官西院の故地と考へられ、明治初年までは、
付近に宮内省坐神三座(園、韓神社)の遺址なども芝生となつて存してゐ
たが、後京都府監獄の敷地となり、今またNHK京都放送局の敷地となつて古観を全くどどめない。当社もいつ
のころからか稲荷大明神と称せられ、特別の信者のみのまつるところとなつた。現在の社地は竹屋町通路面上を
占有、そこに生えた巨木の根もとに小さなほこらが南面してまつられ、東西に通ずる竹屋通り筋にあたり、石鳥
居と大きい社号標が建てられてゐる。大正十二年東宮殿下の御渡欧を記念して近隣の工場主の寄進するところで
ある。
−『式内社調査報告』− |