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㟁河神社
きしかわじんじゃ
兵庫県洲本市上内膳字森64
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式内社 淡路國津名郡 岸河神社 |
淡路島の洲本市にある。
神戸淡路鳴門自動車道の洲本I.C.のすぐ近く、上内膳に鎮座。
28号線の洲本インター前交差点の一つ北の交差点を北西に進み、
もう一本、洲本I.C.よりの道へ入る道路左手にある、里公民館の横。
公民館が、老人憩の家を兼ね、当社の社務所でもある。
数本の巨木が、木陰をつくり、
社前には小さな畑がある。そんな境内。
境内中央に拝殿。後方の石段の上に本殿。
境内左手の垣の中には若宮神社の石祠。
社名「岸河」の「岸」は、
正確には、山冠ではなく山篇を用いるようで、
鳥居扁額や社務所の看板には、山篇の「㟁」が記されている。
創祀年代は不詳。
福蔵大明神とも称された神社。
式内社・岸河神社の論社。
洲本川の支流である小川の東側に、境内がある。
もとは岸御森という場所に鎮座していたという。
式内・岸河神社のもう一つの論社が、
その小川の西側にある。
洲本インター入口のすぐ西側、当社の300m南の小山の上に鎮座している。
祭神は、宗像三女神。
社名も岸河であるから、河の神を祀ったものだろうか。
とすると、その河は、洲本川だろうか。
ただ、現社地か旧社地かわからないが、
鎮座地を伊勢森ともいい、内膳村ということから
豊受姫命を祭神とする説もあるらしい。
境内社である若宮神社は、八衢比古神と八衢比賣神を祀る。
なぜ、「若宮」という社名なのか不明。
『兵庫県神社誌』には地主祠とあるらしい(未確認)。
社頭 | 鳥居 |
拝殿 |
境内左の境内社・若宮社 | 本殿 | 鳥居扁額 |
【 㟁河神社 岸河神社(洲本市) 】