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志波加神社
しわがじんじゃ
京都府南丹市日吉町志和賀字宮ノ岡50
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式内社 丹波國船井郡 志波加神社 |
京都府南丹市にある。
日吉駅の西4Kmほどの日吉町志和賀に鎮座。
志和賀にあるため、地図には「志和賀神社」と記されている。
80号線を西へ3.5Kmほど進み、南下して500mほど。
道路がカーブしている場所に、道路に面して境内がある。
境内入口の鳥居には「志波加神社」と記された扁額。
鳥居の左わきに、小さな社号標が立っている。
鳥居の後ろ、すぐの場所に拝殿があり、
拝殿の後ろ、すぐの場所に階段があって、
階段の上に流造の本殿。
本殿の左右に、ずらっと境内社が並んでいる。
参拝は炎天下の夏の日。
強烈な日射しの中の参拝だったが
道路を走行していても社域であることがわかるほどの木が聳え、
境内は木陰となっていた。
そんな雰囲気が、写真では上手く伝わらないのが残念だ。
創祀年代は不詳。
社伝によると、慶雲二年(705)の創祀。
式内社・志波加神社に比定されている古社。
もとは、東組の奥(南西)の清水寺付近にあったとも伝えられている。
古社地とされる志津谷の東山には、3mほどの巨石があり、
昔は、岩の下に桧があり、そこに鎮座していたという伝承がある。
祭神は月夜見命で、明治までは月読神社と称された神社。
綾部から園部へ抜ける古代の道があったようで、
当地の南、横尾峠を越えると園部船岡に達する場所。
船岡には、当社と兄弟社だと伝承される貞観十七年創祀の月読神社が存在する。
本殿の左右に境内社の祠が並んでいるが
手持ちの資料には詳細が記されておらず、社名などは未確認。
本殿の左右に、3社ずつ同じ形の祠が並んでいる。
その祠の右手には、覆屋に入った西向きの祠が一つ、
左手には、覆屋に入った南向きの祠が一つある。
さらに左手隅、石壇の上に、他の祠よりも立派な境内社がある。
由緒のありそうな佇まいだが、わからない。残念。
社頭 |
鳥居 | 拝殿 |
階段上に本殿 | 本殿 |
社殿 |
境内左隅の境内社 | 本殿 |
本殿 |
本殿左手の境内社 | 本殿右手の境内社 |