[HOME] > [神社記憶] > [関西地方] > |
|
森神社
もりじんじゃ
奈良県天理市森本町字高岸178
|
|
式内社 大和國添上郡 太祝詞神社 大 月次新嘗 |
奈良県天理市にある。
奈良市との境に近い森本町に鎮座。
169号線の東側に境内があり、境内入口は東側。
鳥居をくぐり境内に入ると、
右手に、垣に囲まれて聳える樹。
その根元に一つの祠がある。
創祀年代は不詳。
森野大明神とも称された神社。
式内社・太祝詞神社に比定されている古社。
延喜式京中座神三神のうち、左京二條座神に太詔戸命神とあり、
注釈に、『本社 大和國添上郡 對島國下縣郡 太祝詞神社』とあることから、
天平神護元年に対馬から勧請され、
さらに平安遷都のおり、当社から京中へ勧請されたものと思われる。
祭神は、天兒屋根命。
江戸時代の段別帳に「亀の甲田」という地名があり。
一説に亀卜の神・亀津比女命とする。
式内社であることを主張するため、
明治になって、太祝詞神社へ社名を復そうという運動があったらしい。
境内社は八王子神社(八柱御子神)。
この八柱御子神は、どなたの御子神なのだろうか。
資料には、社殿の背後に姫大神社(もと祓戸社)があると記されているが
写真が無い。見逃したかもしれない。
さらに北側に摂社の恵比須社があるらしい。
残念ながら神紋は不明。
境内入口 |
社殿 | 社殿 | 八王子神社 |
【 森神社 (天理市) 】