[HOME] > [神社記憶] > [関西地方] > |
|
御井神社
みいじんじゃ
兵庫県豊岡市日高町土居字天神228
|
||
兵庫県豊岡市にある。
山陰本線・国府駅と江原駅の中間あたりの日高町土居に鎮座。
蛇行する円山川の近く、312号線の北の通りに面して境内がある。
社前に小さな川があり、赤い欄干の橋を渡ると境内。
境内に入ると、左手(東)に社殿。
境内入口は北側だが、社殿は西を向いている。
本殿の左右に境内社が一つずつ。
境内の左手隅にも、2つの境内社がある。
で、境内に入って、まず目を引くのが境内右手の建物。
舞殿のような構造だが、
屋根の上には時計台のような、見晴台のようなものが載っている。
「なんだ、これ?」と思いながら
ずっと眺めていたが、小雨が降ってきて
誰にも遭わなかったので、それが何かは調べていない。
創祀年代は不詳。
式内社・御井神社に比定されている古社。
江戸時代までは天満宮と称しており
明治三年、御井神社と改称した。
祭神は、御井神社なので御井神。
天満宮の頃は、菅原道真が主祭神だったと思われるが
異説として、少彦名命・天神大明神とする説もある。
天満宮と称していたためか、
社殿の屋根には梅鉢紋が付けられている。
境内社について。
『兵庫縣神社誌』には、
秋葉神社・須賀神社・田中神社の名前が記されている。
『式内社調査報告』によると
境内左手にあるのは天満宮の祠のようだ。
社域 | 鳥居 |
境内、左手に社殿 |
本殿と境内社 | 舞殿? |
本殿 | 境内社 |
創立年月不詳にして延喜式の制小社に列し近世天満宮と崇めしも明治三年御井神社と改称す同六年十月村社に列せらる。 −『平成祭データ』− |
【 御井神社 (豊岡市) 】