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諸杉神社
もろすぎじんじゃ
兵庫県豊岡市出石町内町28
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式内社 但馬國出石郡 諸杉神社 |
兵庫県の出石町にある。
豊岡市役所の出石総合支所のすぐ南。
出石城跡の東側にあるのだが、
城跡と当社との間にある稲荷神社が大きくて、
当社の存在を知らずに観光していたら
見逃していたか、記憶に残らなかったかもしれない。
そんな雰囲気の神社。
川にかかる橋の側に「諸杉神社」と刻まれた社号標。
橋の参道を渡り、少し進んで右手に曲がると当社の社殿。
周囲は観光客や車の多い場所だが、
静かで、穏やかな境内。
境内奥(西側)に拝殿と本殿があり、
本殿の周りに、幾つかの境内社の祠がある。
創祀年代は不詳。
式内社・諸杉神社に比定されている古社。
祭神は天日槍命の嫡子・多遲摩母呂須玖神。
日本書紀に「但馬諸助」とある神で、
「母呂須玖」が社名の「諸杉」と転訛したようだ。
当初は小坂村水上に祀られていたが
天正二年(1574)、但馬国守護山名氏が居城を
此隅山(小盗山)から出石有子山に移すにあたり
城下である現在地に遷座したという。
明治六年十月に郷社、大正十三年四月に県社に列せられた。
地図を見ると、入口の橋から
まっすぐに直進すると境内社の川下神社があるようだが
参拝時には気付かなかった。
境内社は、川下神社の他に
厳島神社、大国神社、三柱神社、八幡神社、
稲荷神社、社日神社、天神神社、新田神社があるらしい。
参道入口 | 参道の橋 |
境内参道、直進すると川下社 | 右に曲がると拝殿 |
境内 |
拝殿 | 本殿 |
境内社 | 境内社 |
枯れた池? |
【 諸杉神社 (出石町) 】